2015-09-11 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第39号
この遺骨の返還事業でありますが、昭和二十七年度から実施されているとお伺いをしているわけでありますが、まず、これまでの海外戦没者の主な地域別の遺骨収集の経緯、そして直近の過去五年間の遺骨収集の予算額の推移をお伺いさせていただきたいと思います。
この遺骨の返還事業でありますが、昭和二十七年度から実施されているとお伺いをしているわけでありますが、まず、これまでの海外戦没者の主な地域別の遺骨収集の経緯、そして直近の過去五年間の遺骨収集の予算額の推移をお伺いさせていただきたいと思います。
例えば、戦時中の韓半島由来、朝鮮半島由来の軍人軍属の方々の遺骨の返還事業であったりとか、あるいは戦後サハリンに残留することになりました韓国人の方々に対する支援事業、これまで日韓で協力して進めてきたところでございます。
「待ちわびる遺族の心情とはおよそかけ離れた国家の威信や外交上の駆け引きという戯論によって、本質を見失った日韓両政府の遺骨返還事業が、着手の見通しすらなく、中途挫折の危機に遭遇している。」それから、「国家と戦争・植民地によって作り出されたこれらの無縁遺骨が、またしても政府の理屈と不毛の駆け引きという国家の回路に埋もれていく。私たちは、このような不条理や不敬を許していていいのだろうか?」
戦後六十五年以上もたって、北とは当然国交がないという中で、遺骨の返還事業も進んでいないんだろうというふうに推測はするわけですが、やはり、人道的な見地から、いつまでもずっとこのままにしておいていいのかという率直な疑問も感じるわけで、そういう点について、外務省の考え方をちょっとお聞きしておきたいというように思います。
また、平成十九年三月までに詳細な計画を作成することとされている嘉手納飛行場以南の土地の返還事業もあります。こうした措置に伴う所要経費は、米側から詳細なスペック等のデータの提供がなくては正確に見積もることが困難であります。したがって、今現在、積み上げた数字というものはございません。
返還事業でございますが、貸与を受けた奨学金を卒業後返還し、返還された奨学金を次代の学生の資金とするという貸与制度のもとで運用されておるわけでございますが、教育職または研究職についた場合には、人材確保という観点から特例として返還免除制度が設けられておるわけでございます。
朝鮮半島の人々の遺骨の返還事業をやっておられる方もおりますし、あるいは無縁仏の遺骨の扱い、そういうことについて今あちこちの地域にあるわけですから、それを一カ所にまとめて、いわゆる一つの朝鮮半島の方々の墓地をつくるなり、あるいは慰霊塔を立ててその霊を弔うなりという物の考え方が必要だと思うわけでございますが、この点についてはどういうお考えですか。