2013-06-06 第183回国会 参議院 法務委員会 第9号
今、ほとんど磯谷先生がおっしゃったんですけれども、一つだけ付け加えるとすれば、返還事案については東京、大阪でありますけれども、面会交流については原則として現在の家庭裁判所、相手方の住所地ということでやっていまして、東京、大阪でもできますということになっておりますので、確かに不便はございますけれども、現時点ではやむを得ないのかなというふうに思っております。
今、ほとんど磯谷先生がおっしゃったんですけれども、一つだけ付け加えるとすれば、返還事案については東京、大阪でありますけれども、面会交流については原則として現在の家庭裁判所、相手方の住所地ということでやっていまして、東京、大阪でもできますということになっておりますので、確かに不便はございますけれども、現時点ではやむを得ないのかなというふうに思っております。
この本法律案によりますと、法の施行前の連れ去り事案、返還事案に関しましての遡及適用がないのじゃないかという御指摘がありました。これまでにもありました。その中で、欧米諸国からも、既存の連れ去り事案について対応を要請されているんじゃないでしょうか。現状についてお伺いできればと思います。
そこで、ロードマップに盛り込まれております返還事案については、先ほど申し上げましたような不確定要素が多々あるわけでございますけれども、そうした不確定要素を除きまして、加えて、今後返還が予定されております神奈川県内の事案でありますとか、あるいは、沖縄県内における二十三事案あるいはSACO事案等すべて予定されております返還事案につきまして計算、あえて試算してみますと、ロードマップが完了する時点でこれらすべてが
委員御指摘のとおり、報告書の発表時に比べまして初期の予定どおり進んでいないものがあるのは事実でございますけれども、現段階で、また個々の土地の返還事案について、具体的な返還事案について申し上げるのも困難でございますが、防衛施設庁といたしましては、引き続き、地元の御理解と御協力をいただきながら、最終報告ができるだけ早期に実現するよう最大限の努力を払ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと
その問題につきまして、今委員からのお尋ねでございますが、いわゆる最終報告の土地の返還事案のうち、他の施設・区域への移設に伴いまして、移設先の施設・区域の使用目的、使用条件等の変更が必要となる場合は、その都度日米間で協議の上、合同委員会で合意することが考えられるわけでございまして、これらの問題も含めて、いわゆる新しい沖縄に対する知事の取りまとめ、御返答はどういうぐあいにやるか、これを今注視しながら、さような
沖縄における米軍施設・区域に関する問題についてのお尋ねでありましたが、これまでもSACO最終報告に盛り込まれた返還事案を着実に実施しているところであり、整理、統合、縮小の具体化が滞っているとの御指摘は当たらないと思います。政府としては、今後とも、同報告の着実な実現に向けまして、稲嶺知事のお考えも十分に拝聴して、沖縄県の理解と協力のもと、最大限の努力を払ってまいりたいと考えております。
政府といたしましては、SACOの最終報告に盛り込まれた返還事案を着実に実施してきておるところでありまして、日米防衛協力のための指針のゆえに返還の努力がおろそかになることはありません。政府としては、今後とも同報告の着実な実現に向けまして、稲嶺知事のお考えを十分に拝聴しつつ、沖縄県の理解と協力のもと最大限努力していく考えであります。
○政府委員(宝槻吉昭君) 今、先生おっしゃったSACOの合意事項の進捗状況につきましてでございますけれども、先生御指摘のとおり、SACOの返還事案については、全体として見た場合に、移設先となる自治体等から基地機能の強化になるといったような反対の意向、あるいは施設によっては、施設の返還についても関係自治体あるいは地主会等が返還跡地利用の困難性を理由に反対であるとか、いろいろとSACOの実施に関して難しい
昨年十二月には、安波訓練場の返還が、SACO最終報告に盛り込まれた土地返還事案の先頭を切って実現しました。また、これまでに地位協定の運用改善のための種々の措置を実施しているほか、県道一〇四号線越え実弾射撃訓練を本土の五つの演習場で実施しております。さらに、嘉手納飛行場における騒音軽減のための遮音壁の建設についても作業が進展を見ております。
昨年十二月には、安波訓練場の返還が、SACO最終報告に盛り込まれた土地返還事案の先頭を切って実現しました。また、これまでに、地位協定の運用改善のための種々の措置を実施しているほか、県道一〇四号線越え実弾射撃訓練を本土の五つの演習場で実施しております。さらに、嘉手納飛行場における騒音軽減のための遮音壁の建設についても作業が進展を見ております。
○野呂田国務大臣 SACO返還事案につきましては、関係自治体の御理解と御協力を得なければ進みません。 ところで、施設の移転先となる関係自治体等からは基地機能の強化になる等の反対が非常に強いということを、私も沖縄へ行ってよく理解してまいりました。また、施設の返還そのものについては、関係する自治体及び地主会等の中には、私も地主会とか漁連等にもよく会ってお話を聞きました。
そこで、この際、SACOの最終報告の中の主要な返還事案の進捗状況について、どのように進めているのか、お尋ねをしたいと思います。
○萩政府委員 ただいまお話がありましたように、SACO最終報告では、返還事案が十一件あるわけでございます。そのうち、御存じのとおり、安波訓練場につきましては、四月九日の日米合同委員会で返還が合意されまして、現在、事務手続を進めておるところでございます。これによって陸上部分四百八十ヘクタール、水域約八千ヘクタールの返還が実現することとなったわけでございます。