1981-04-28 第94回国会 参議院 逓信委員会 第8号
その中で、現在の電話の料金体系で申しますと、通話料につきましていわゆる遠近格差が大きい、こういう問題がございまして、これは戦後間もない昭和二十二年ごろにはこの遠近格差というのは一対二百二十程度まであったわけでございますが、公社はその後いろんな機会をとらえましてこれを逐次縮小してまいってきておりまして、特に三十七年におきます準市内通話制度、距離別時間差法の採用とか、四十四年の近郊通話の採用とか、四十七年
その中で、現在の電話の料金体系で申しますと、通話料につきましていわゆる遠近格差が大きい、こういう問題がございまして、これは戦後間もない昭和二十二年ごろにはこの遠近格差というのは一対二百二十程度まであったわけでございますが、公社はその後いろんな機会をとらえましてこれを逐次縮小してまいってきておりまして、特に三十七年におきます準市内通話制度、距離別時間差法の採用とか、四十四年の近郊通話の採用とか、四十七年
○説明員(西井昭君) グループ料金制については、ただいま申しましたとおり、抜本的なグループ料金制を実施するということにつきましてはなかなか実態上困難でございますので、先ほど申しましたとおり、三十七年の準市内通話制度、距離別時間差法の採用、四十四年の近郊通話の採用、四十七年の広域時分制の採用などを通じまして、方向といたしましてはグループ料金制を目指しまして逐次改善をしてまいってきておるということは御理解
公社といたしましては、そういう問題に対処をいたしますために、三十七年の距離別時間差法の採用、それから四十四年の近郊通話の採用、それから四十七年の広域時分制の採用などを行いまして、グループ料金制までには参っておりませんけれども、そういうグループ料金制に近づく方向で逐次改善を図ってまいってきたところでございます。
それから、四十四年に近郊通話の採用をいたしまして、四十七年に広域時分制を採用するということで、逐次そういう方向に向かっておるということは御理解を賜りたいと思います。
○西井説明員 ただいま先生からお話しのございました料金関係でございますが、ただいま御説明申しましたように、公社は、社会生活圏の広域化等に伴いまして、三十七年から三度にわたりまして近郊通話の料金値下げを行ってきて、そういう社会の実態に極力合うような通話料金制度を実施してまいってきたところでございます。
それから単位料金区域の場合、従来の近郊通話は六十秒が八十秒になるわけですね。それから、市外通話の中で二十キロまでの対地のところが六十秒七円だったのがこれがいずれも八十秒七円になっていくわけですね。そういうものに対する収入減は幾らになるのか、この点はわかっておりますか。
これと、近郊通話が八十秒になるというところで、収入面におきましてはプラスマイナス・ゼロと、大体そういうことで計算しておりますので、七カ年計画におきまして、これによるところの増減はございません。したがいまして、現行料金ということではじいてまいりますと、大体、七カ年間の収入といたしまして十三兆三千億円余というふうに見込んでおります。
それから、次に隣接単位料金区域相互間の通話料金の値下げ、具体的に申し上げますと、いわゆる近郊通話でございますが、この分が百二十億でございます。六十秒が八十秒になる、この減収分が百二十億でございます。それから、二十キロ対地のところが六十秒が八十秒になります。これが十億になります。合わせまして二百億、両方とも二百億でございますので、差し引きゼロと、こういう数字になっております。
あるいは隣接の単位料金区域への通話、いままで近郊通話といっておりましたものが、六十秒七円であったものが八十秒七円になりますので、二十秒よけいかけられるようになります。したがって、その面の減収も立ちます。そういったものをプラスマイナスいたしまして増減収ゼロになる、こういう計算数値を申し上げたわけでございます。
それから単位料金区域と隣の単位料金区域との間の通話、これが従来近郊通話と申しておりまして、六十秒七円であったわけです。それから先、隣合わせていない先の単位料金区域へいきますときにはこれを市外通話と申しまして、距離別に何秒七円というぐあいに御存じの表があったわけでございます。この距離をはかりますために、この単位料金区域というのがすでにあったわけでございます。
例外はございますけれども、大分と別府の間はいま申し上げました準市内通話と考えておられたとすればそれは誤解でございまして、従来の近郊通話になろうかと思います。
それから従来近郊通話といっておりましたものに対しまして、今度はそれが六十秒が八十秒になる。それから従来市外通話の中で二十キロ対地のところが同じように六十秒でございましたのが八十秒になります。二十秒サービスになりますが、その三つの要素でこの二百億の増収分がゼロになる、こういう計算をいたしております。
今回やりましたのは、いわゆる近郊通話といいますか、大体広域時分制から見て二十キロの範囲だけ調整するということでございますから、ただいま御指摘がございましたが、最初はそういうふうに考えておったのでありますけれども、今回はこの問題は市外通話料金には触れていない、現状のままになっているということでございます。
この部分の減収分が約七十億、それから近郊通話、今度の隣接区域内通話、この部分の六十秒が八十秒になります減が約百二十億、それから市外の二十キロの部分が約十億、全体を合わせまして減収が約二百億、こういうぐあいになっております。
そこで、この点に着目いたしまして、昨年の十月一日に料金体系の合理化を御審議願って、法律が通りまして現在実施をいたしておるわけでございますが、そのときに新たな制度を設けましたのは、近郊通話という制度でございます。
昨年法律を改正いたしまして、近郊通話という制度を設け、そして近距離の市外通話料を値下げいたしましたのは、いま御指摘のございました生活圏の広域化、経済圏の広域化に対処して、なるべく地域による通話料格差を是正していこうという考えでやったわけでございます。
また、どこまで加入区域を広げていきましても、かえって大きな矛盾が出てくるというようなことがございますので、そういう矛盾を幾らかでも解消して地域住民の利便に供するという意味で、昨年公衆法の改正をいたしまして、近郊通話制度を設け、近距離通話料を値下げしたのも、幾らかそういったような社会情勢にマッチした通話料体系に持っていきたいという考えであります。
また、これによって生ずる増収の範囲内において近距離通話料を安くすることとし、準市内通話料を引き下げるとともに、新たに、低い料金の近郊通話制度を設けようとするものであります。 次に、現在、試行的に実施されている農村集団自動電話及び集合自動電話を新たに集団電話として法定し、その提供条件等を定めることとしております。
この「通話料の現行と改正案の比較」というのを拝見しまして、ちょっと私はわからなかったのですが、そこに改正案ですね、「隣接単位料金区域相互間の通話(近郊通話)」、二十キロまで五十秒が六十秒になりまして、値下げ率が一七%、以下書いてありますね。六十キロまで二十一秒が六十秒、六五%の値下げ、ところが衆参の議事録を私は全部読んでみました。
それと関連して、近郊通話の問題ですが、いまの近いところ遠いところというお話が出ておりますけれども、これもよくわからないので教えてもらいたいのですけれども、ちょうだいした書類の中に東京付近の図面が載っておりますけれども、大体全国的にこういうふうになっておるわけですか。
○説明員(武田輝雄君) ただいま御提案いたしております近距離の度数料の格差の問題、すなわち準市内通話を八十秒にするとか、近郊通話を六十秒にする、こういった点につきましては、将来ともといいますか、当分の間そのままでけっこうだと思うわけでございます。なお、基本度数料を五段階にいたしました点でございますが、これは当分の間この体系でいこうではないかというふうに考えております。
しかしながら、そういたしましても、料金区域を異にしておりますれば、道を隔てて料金が高くなるということが起きてまいりますので、単位料金区域を接しております区域内の電話局相互間の通話、これは近郊通話といたしまして、距離にかかわらず六十秒七円ということにいたしまして、準市内通話との格差の縮小をはかってまいりたい。手動についても同じような対策をとります。
また、近距離通話料につきましては、準市内通話料を安くするほか、新たに低料金の近郊通話を設けるなどの引き下げを行なうことといたしております。 次に、集団電話につきましては、現在、試行的に実施されている農村集団自動電話及び集合自動電話を新たに集団電話として法定し、その提供条件等を定めることとしております。 このほか、本案には、公衆電話の市内通話を三分で打ち切ることなどの改正が含まれております。
そういうところは、おっしゃいましたように、それとの権衡上、当然値下げすべきが筋でございますので、今回の改正案におきましても、非隣接で単位料金区域相互間は全部六十秒にいたしますが、単位料金区域と接していなくても、二十キロまでであれば単位料金区域相互間通話、つまり近郊通話と同様にいたしまして、六十秒にいたしまして値下げするような措置をあわせ講じております。
○武田説明員 今回は隣接単位料金区域相互間の通話を下げまして、市内通話と近郊通話との格差の是正をはかるということが目的でございます。したがいまして、キロ程が主ではございませんで、隣接のものを下るということが主でございます。
単位料金区域あるいは準市内、あるいは今度は非隣接だ、隣接地帯の近郊通話、こういうような問題が出てきてわからないので、昨日もお願いをしておきましたが、ちょうど私の局は松木で八級局なんです。八級局のこの松本について——いまの調査は全国やっておるわけなんですね。だから松本についてもやっておられたと思いますから、そこについて具体的に私は御説明をいただきたい、こう思うわけです。
○武田説明員 電報料金のうち基本的な料金、それから電話使用料につきましては、基本料については、単独電話の基本料、それから度数料、準市内通話料、近郊通話料、自動車外通話料、それから手動の市外通話につきましては、短期予約、報道予約を除きます全部の通話料、それから設備料につきましては、単独、共同並びに構内交換電話等の設備料、それから公衆電話につきましては、市内の通話料、準市内の通話料、近郊の通話料、自動車外
それに対しまして、基本料収入が五百七十円ほどですから、千百円が市外通話料等、この市外通話の半分は近郊通話というふうに考えております。
○加藤(六)委員 今回減収になる準市内、近郊通話、この二つの問題について先ほど大臣並びに総裁が、地域格差の是正、いわゆる生活圏の拡大に伴う地域格差の是正をやらなくてはならないし、今回はそういうものがあるのだとおっしゃいました。
いままでいわゆる市内、準市内、市外という通話料金体系というものがあったのを新しく近郊通話というものを出されて、いろいろ減収に努力してもらっておるわけでございますが、昭和三十六年の改正のときにも相当議論されておったと思うのですが、単位料金区域の問題でございます。
そして、いま御指摘のございましたように準市内あるいは近郊通話とはいっておりませんけれども、近郊通話と同じような値下げを行なっております。したがいまして、その意味では、定額料金制の方々は今回の近距離市外通話値下げだけの恩恵を受けられるということになると思います。それから、どちらかと申しますと、下級局のほうが加入区域が確かに非常に狭もうございますから、市外通話が多いわけでございます。
また、隣接単位料金区域相互間の自動接続通話は、現在、距離に応じて五十秒ないし二十一秒ごとに七円となっておりますが、これを近郊通話という名称にして、距離にかかわらず六十秒ごとに七円とすることにしております。 手動接続市外通話につきましても、ただいま申し上げた自動接続通話に準じて料金を引き下げることにしております。
また、隣接単位料金区域相互間の自動接続通話は、現在、距離に応じて五十秒ないし二十一秒ごとに七円となっておりますが、これを近郊通話という名称にして、距離にかかわらず六十秒ごとに七円とすることにいたしております。 手動接続市外通話につきましても、ただいま申し上げた自動接続通話に準じて料金を引き下げることにいたしております。
現在のタイマーのままでいきますれば、七円がかりに十円になれば、市外通話料もその倍率で上がるということになるわけでございますけれども、中距離につきましては、いま申し上げましたように地域が生活圏の広域化といったようなことに資するため、また度数料との格差の問題が非常に大きな社会的問題になっておりますので、それを避けますために、中距離近郊通話につきましては、安くするような措置をとりたい。