1984-04-19 第101回国会 参議院 逓信委員会 第7号
○説明員(草加英資君) 我が国の電話の通話料金体系というのは、過去からずっとでございますが、諸外国に比べて遠距離通話料が高く、近距離通話料が二分の一から三分の一という遠近格差が非常に大きいという問題がございます。
○説明員(草加英資君) 我が国の電話の通話料金体系というのは、過去からずっとでございますが、諸外国に比べて遠距離通話料が高く、近距離通話料が二分の一から三分の一という遠近格差が非常に大きいという問題がございます。
次に、公衆電気通信法の一部を改正する法律案は、電話の近距離通話料と遠距離通話料との格差是正を図るため、区域外通話地域の距離が三百二十キロメートルを超える遠距離通話料について、現行の四秒ないし三秒ごとに十円であるものを一律四・五秒ごとに十円に引き下げようとするものであります。
○中尾辰義君 次に、電話料金の遠近格差についてお伺いしますが、電電公社は遠距離通話料と近距離通話料との格差を是正するための処置として、五十五年十一月に夜間割引制度を改定をしたわけです。さらに、五十六年の八月から遠距離通話料五百キロメートルを超える地域について一四から一七%引き下げるとともに、日曜祝日にかかわる料金を六十キロメートルを超える地域について約四〇%引き下げたわけです。
本案は、電話の近距離通話料と遠距離通話料との格差是正等を図るため、五百キロメートルを超える遠距離通話料を引き下げるとともに、日曜・祝日に係る通話料の割引制度を導入するほか、公衆電気通信業務の円滑な運営を確保するため、加入者が著しく減少した地域集団電話について、日本電信電話公社が加入電話の種類を変更できるようにする等所要の改正を行おうとするものであります。
それから長距離料金を含みます遠近格差の問題でございますが、これはわが国の電話料金の中の通話料につきまして、近距離通話料は諸外国に比べて二分の一ないし四分の一と非常に安い料金になっておりますが、一方、遠距離通話料は諸外国に比べて高い、こういうのが実態でございます。
イギリス等で採用されておりますグループ料金制の考え方が、この問題解決のさらに有効な方法の一つというふうにわれわれは考えておりますが、これを実施いたしますためには、最低の通話料でかけられる範囲を結果的には広げることになりますので、現行の区域内通話料をやはりある程度値上げすることが必要になりますほか、わが国の通話料体系と申しますのは、諸外国に比べまして近距離通話料が安くて遠距離通話料が高い、こういう料金体系
○守住政府委員 先生御指摘のように、参議院の逓信委員会におきましても、グループ料金制の研究を行うということにつきましての附帯決議がなされたことは承知いたしておりますが、今回の改正法は、先ほどもちょっと御説明いたしましたけれども、要望の多い通話料の遠近格差の是正を図るための措置といたしまして、近距離通話料を値上げと申しますか改定しない範囲内で遠距離、特に遠い遠距離通話料の引き下げをしようとするものでございます
そうは申しましても、近距離通話料を何かの形で値上げをするということについては、国民の利害が相反する、利用者の皆様方の利害が相反するという面もございますので、そういうものについて利用者の方のコンセンサスを得ながらできるだけ速やかに実施をしてまいりたい、こういうふうに考えておる次第でございます。
〔越智(伊)委員長代理退席、山崎(武)委員長代理着席〕 そのデータに基づきまして遠距離通話料と近距離通話料、要するに料金体系の合理化、見直しというふうなことをつかまえていきたいというふうに考えておりますが、いまさしあたり今日までの記録では現在の通話料の動きというものが科学的につかまっておりませんので、ちょっとここでお答えにくい点がございます。
その際に、われわれが一番問題にいたしておりますのは、現在の距離別の通話回数と収入分布を見ますと、回数は近距離が非常に多うございますが、収入は遠距離に多いと、こういう関係にございますので、この遠近格差を是正いたしますに当たりましては、遠距離通話料の値下げと同時に、やはり近距離通話料の値上げが必要であると、このように考えておりますが、そういたしますと、遠距離通話をたくさんおやりになる方と、近距離通話を主
なお、具体的内容について申し上げますと、現在のわが国の通話料金の距離別の収入分布と通話の回数等を比較いたしますと、通話の回数は近距離に多くございまして、収入は逆に遠距離の方でたくさん収入をかせいでおる、こういう関係にございまして、この遠近格差の是正を行いますといたしますと、どうしても近距離通話料をかなり大幅に値上げをしないと遠距離通話料が下げられないと、こういう点がございまして、いま申しました通話回数分布等
現行料金制度が、大都市への人口集中や交通機関の発達によって、生活権や経済圏の拡大に対応せず、また、長距離通話料と近距離通話料の格差は、もはや完全ネットワーク完成に近い現在、その根拠を失っているにもかかわらず、かつまた、これらの問題が昭和四十六年の改正において逓信委員会の附帯決議で早急な是正が求められた経緯も忘れ、放置されていることは、きわめて不遜と言うべきであります。
昭和四十年九月、電信電話調査会から、「電信電話拡充長期計画をめぐる諸問題及び電信事業の合理化」について答申がありましたが、昭和四十三年の第五十八回国会において、設備料が単独電話については一万円が三万円に引き上げられ、また、四十四年の第六十一回国会において、級局区分の統合による基本料の改定、並びに近距離通話料の改定が行なわれたところであります。
それが表面的に、現在の七円が十円に引き上げるということを基礎としての改正案は出なかったのですが、いままでにこの調査報告書が出されてから、四十三年五月の五十八国会にも設備料の単独一万円を三万円に引き上げるという案を骨子とした改正案、また四十四年五月の六十一国会においても近距離通話料のまあ引き下げという形になっておりますが、電話料金の改定が、十四段階の局をば五段階に統合して基本料の改定、引き上げ等の改正案
今回の改正は、この市内通話に時分制を導入すると同時に、従来の市内通話区域を大幅に拡大して近距離通話料の値下げを行なうものであることを御理解いただきたいと思います。
また、どこまで加入区域を広げていきましても、かえって大きな矛盾が出てくるというようなことがございますので、そういう矛盾を幾らかでも解消して地域住民の利便に供するという意味で、昨年公衆法の改正をいたしまして、近郊通話制度を設け、近距離通話料を値下げしたのも、幾らかそういったような社会情勢にマッチした通話料体系に持っていきたいという考えであります。
また、これによって生ずる増収の範囲内において近距離通話料を安くすることとし、準市内通話料を引き下げるとともに、新たに、低い料金の近郊通話制度を設けようとするものであります。 次に、現在、試行的に実施されている農村集団自動電話及び集合自動電話を新たに集団電話として法定し、その提供条件等を定めることとしております。
いま上林君からいろいろ質疑がありましたが、なるほど一般的に見た場合に、基本料と市外近距離通話料だけがクローズアップされてまいりますので、よく理解がいかないのであります。私は、一昨日申し上げましたように、なるほどわれわれが昨年の暮れに大臣に提起しました対案に対していれていただいた点があります。
また、近距離通話料につきましては、準市内通話料を安くするほか、新たに低料金の近郊通話を設けるなどの引き下げを行なうことといたしております。 次に、集団電話につきましては、現在、試行的に実施されている農村集団自動電話及び集合自動電話を新たに集団電話として法定し、その提供条件等を定めることとしております。 このほか、本案には、公衆電話の市内通話を三分で打ち切ることなどの改正が含まれております。
この結果「このような事情から電話基本料及び近距離通話料を改定して利用者の料金負担を適正化するとともに、」こうありますから、この二つをやることによって、何か利用者の料金負担が適正化される。適正化されることの裏には、現在は適正でない、こういう問題があるから適正化される、こういうことになるんだろうと思います。
このような事情から電話基本料及び近距離通話料を改定して利用者の料金負担を適正化するとともに、あわせて、現在日本電信電話公社が試行的に実施している農村集団自動電話及び集合自動電話を集団電話という形で加入電話の種類に加え、その提供条件を定める等の必要から、今回この法律案を提出するものであります。 次に、この法律案のおもな内容について申し上げます。 改正の第一は、電話料金に関する事項であります。
このような事情から電話基本料及び近距離通話料を改定して利用者の料金負担を適正化するとともに、あわせて、現在日本電信電話公社が試行的に実施している農村集団自動電話及び集合自動電話を集団電話という形で加入電話の種類に加え、その提供条件を定める等の必要から今回この法律案を提出するものであります。 次に、この法律案のおもた内容について申し上げます。 改正の第一は、電話料金に関する事項であります。