1971-05-18 第65回国会 参議院 逓信委員会 第17号
たしか二、三年前にこの公衆電気通信法の改正が行なわれた際、基本料を上げて近距離市外通話を下げるという法律が通ったときに、いわゆるグループ料金制という問題について検討、研究する必要があるという附帯決議をいただいたのであります。
たしか二、三年前にこの公衆電気通信法の改正が行なわれた際、基本料を上げて近距離市外通話を下げるという法律が通ったときに、いわゆるグループ料金制という問題について検討、研究する必要があるという附帯決議をいただいたのであります。
「昨年五月「公衆電気通信法の一部を改正する法律」が成立し、電話の基本料を約三〇パーセント上げ、近距離市外通話料を下げ、年間三〇〇億円の調整をするということになりました。」この次が問題なんです。「これに先だち、一昨年には電話設備料一万円を三万円に改める法律が成立しておりますので、私はこれによって電信電話調査会(会長。
なお、先般増収とならない範囲内で、基本料の改定と近距離市外通話料の値下げ等を内容とします公衆電気通信法の一部を改正する法律が実施されましたが、これよりさきこの予算の実施にあたりましては、特に経費の節約と増収をはかることにつとめてまいりました。
なお、先般増収とならない範囲内で、基本料の改定と近距離市外通話料の値下げ等を内容とします公衆電気通信法の一部を改正する法律が実施されましたが、これより先この予算の実施にあたりましては、特に経費の節約と増収をはかることにつとめてまいりました。
したがって、今回近距離市外通話については是正すべきところは是正して、経済社会の構造変革に伴うその体制にマッチするような近距離市外通話制というものをつくったと思うのですよ。ですから、これはやはり一つのグループ料金制というものを指向した上に立って、これはやられたものじゃないですか。
それが今回の基本料の改定並びに近距離市外通話料の改定によりまして、約十円ほど負担増になるのじゃないかと、こういうふうに考えますので、加入者にとりましても、平均的な加入者にとってはおおむねプラス・マイナス・ゼロだというふうになるというふうなことが言えるかと思います。
近距離市外通話は安くなりましたよということを。
したがいまして、その面で見ますと、小局のほうは、特に磁石局は近距離市外通話料が下がるという恩典だけを受けられるということになっております。問題は度数局でございますけれども、度数局につきましては、先ほど総裁も申し上げましたように、一加入者当たり資本費用だけでも二千六百円かかっておるわけであります。
そういうところは隣接しておらなくても、やはり隣接単位料金区域と同じような近距離市外通話料の値下げの措置をはかるようにいたしたい、こういう意味合いにおきまして、二十キロのところは非隣接でも値下げをいたす、こういうふうにいたした次第でございます。
そこで今回近距離市外通話につきまして、自動も手動も同一単位料金区域内並びに隣接単位料金区域内についてかなりの値下げをいたしましたので、この措置によるプラスはむしろいなかのほうに大きくきくのではないかと、こういうふうに考えております。
したがいまして、その間の料金格差——つまり市内通話と近距離市外通話の料金格差を是正するために、加入区域の拡大とあわせて今回のような措置をとった次第でございます。
○森勝治君 近距離市外通話について、一度数当たりの秒数を六十秒から八十秒に延長する、このことによる減収は、経済の広域化、都市のドーナツ化等によって、近距離市外通話が急激に増大していく今日では、値下げすることによって、かえって私どもは利用度を増す、利用度を増すことによって、利用増による増収がむしろ考えられてしかるべきだと私は思うのでありますが、この点、若干公社の皆さんの考え方と私どもの考え方は違うのでありますが
しかしながら、今回は近距離市外通話、すなわち準市内ないしは隣接の単位料金区域相互間の通話料を値下げいたしましたということは、生活圏の拡大に対処するためのものでございます。したがいまして、この利便を受けられるのは、住宅用加入者のほうが相対的に大きいというふうに考えます。
基本料金による増収額は、局の級別でどうなっておるか、それから事務用、住宅用別に基本料金の値上げの増収額は一体どうなっているか、それから、これはあとのどなたかの質問の中にあると思いますからあわせて資料要求をしておきますが、近距離市外通話料による減収分というのは、区分、それから自動即時、手動即時、待時、実態別に一体どうなるのか、この点、ひとつ資料を出していただきたいと思います。
○武田説明員 準市内制度は、同一単位料金区域内の自動通話でございますけれども、これにつきましては、生活圏の拡大に対処いたしまして、度数料と近距離市外通話料の格差の是正を望む声が強うございました。したがいまして、単位料金区域内の通話は六十秒七円とすることによって、度数料七円との格差を縮小するという意味が一つございます。
○武田説明員 通信局長会議におきまして、今回の料金の適正化と申しますか、近距離市外通話を下げまして、そして基本料の水準アップ、大局、小局間の格差の是正、これを行なうことにしたということと、そして、その場合プラスマイナス・ゼロであるということを説明いたしましたが、それ以上のことはいたしてないと思います。
したがいまして、その意味では、定額料金制の方々は今回の近距離市外通話値下げだけの恩恵を受けられるということになると思います。それから、どちらかと申しますと、下級局のほうが加入区域が確かに非常に狭もうございますから、市外通話が多いわけでございます。しかも、この市外通話は近距離の市外通話が多いということに平均的になります。
それで、いま郵政大臣の御説明になった電話の基本料というのは、いまの値上げ、それで基本料と近距離市外通話料の調整等を中心にさっ引くと増収にはなりません、こう説明したかったんだろうと思うのであります。ところが、この通話料のほうの近距離の市外通話料の調整は、タイムで調整しておる。いままで六十秒で一通話となったのを今度は八十秒にします、だから二五%の値下げだ、こう言う。
その分が四億円、それから近距離市外通話相当分、これが九億円、合わせて十三億円減収でございます。それから次に付加使用料で六億減るのでございますが、これは特別加入区につけております加入者の方につきましては、線路の長さによりまして付加使用料をちょうだいしております。これを廃止いたしますので、その分で減収が六億円。
かねて、公社から要望のありました料金引き上げにつきましては、諸般の事情によりこれを見送ることといたしましたが、現行料金体系は、必ずしも実情に即していないので、増収とならない範囲で、電話基本料と近距離市外通話料の調整等をおもな内容とした料金体系の合理化を実施いたしたいと考えております。
しかしながら、生活圏・経済圏の広域化に伴い、近距離市外通話料と市内通話料との格差を縮小してほしいとの強い要望がありますので、この要望にこたえるとともに、加入者負担の公平をはかるため、増収にならない範囲内で、基本料の改定と近距離市外通話料の値下げ等を四十四年十月から実施することとし、四十四年度予算案はこれを織りこみ編成いたしました。
ただし、ただいま申し上げました生活圏の拡大に伴いまして、度数料と近距離市外通話料の格差の是正をやってほしいという要望が非常に強うございますので、度数料と近距離市外通話の格差を縮小するために、近距離通話を値下げする、そうして、その反面プラスマイナスゼロの範囲内において基本料の体系——先ほど申し上げました三本の柱があるわけでございますが、そのうち住宅用、事務用の料金格差の問題は、物価に影響するところ大きいということで
また広げてまいりましても、広げれば広げるほど境界格差といいますか、近距離市外通話であるところと度数料との格差というものが激しくなってまいるということでございます。したがいまして、生活圏拡大の強い要望に対処するためには、どうしても度数料と近距離市外通話料との格差を縮小していくという方向にもっていかざるを得ない。
○井田説明員 明年度予算におきましては、基本料で十月一日から料金改定ということで百四十六億の増、近距離市外通話等で百四十六億の減になっておるわけでございますが、これは昭和四十二年度の決算をもとにいたしまして、そのときの金額から割り出したものでございます。 〔水野委員長代理退席、委員長着席〕
かねて、公社から要望のありました料金引き上げにつきましては、諸般の事情によりこれを見送ることといたしましたが、現行料金体系は、必ずしも実情に即していないので、増収とならない範囲で、電話基本料と近距離市外通話料の調整等をおもな内容とした料金体系の合理化を実施いたしたいと考えております。
しかしながら、生活圏、経済圏の広域化に伴い、近距離市外通話料と市内通話料との格差を縮小してほしいとの強い要望がありますので、この要望にこたえるとともに、加入者負担の公平をはかるため、増収にならない範囲内で、基本料の改定と近距離市外通話料の値下げ等を四十四年十月から実施することとし、四十四年度予算案はこれを織り込み編成いたしました。