1967-07-05 第55回国会 衆議院 運輸委員会 第22号
ところが場合によっては、これはいまのことじゃありませんけれども、けんか出入りにも使うということすらあったような素地を持っておる職場でありますから、ここでやはり杯という観念やら、それからやみで雇うのも実はやみの人買いがおるわけでして、そういう人を通じて雇用するということは、むろんいうところの近代雇用でもありませんし、その雇用のしかたに暗い、いまわしいものがまつわるわけですから、暴力を排除するという方向
ところが場合によっては、これはいまのことじゃありませんけれども、けんか出入りにも使うということすらあったような素地を持っておる職場でありますから、ここでやはり杯という観念やら、それからやみで雇うのも実はやみの人買いがおるわけでして、そういう人を通じて雇用するということは、むろんいうところの近代雇用でもありませんし、その雇用のしかたに暗い、いまわしいものがまつわるわけですから、暴力を排除するという方向
このような現状に対しまして参考人等の意見を総合いたしますと、全日本港湾労働組合の主張するところは、港湾労働においては近代雇用のあり方とおよそ縁遠いものがあり、このために港湾労働者の生活は最低生活から没落し、栄養不足と環境衛生の不備から疾病の危険にさらされており、この状態の改善のためには、労働基準法の完全な励行の上に立つて、労働力の需給調整、就労の安定性を生み出すための科学的、政策的な法の制定、いわゆる