1984-04-25 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第4号
要約して申しますと、ソ連の極東・太平洋艦隊の戦力は多量の近代艦艇を加えまして、近代戦力におきまして抜本的に増強されたと言えます。一九七〇年当時百万トンのものが、現在百六十万トンと言われておりますけれども、増加した六十万トンはすべて近代艦艇でございますので、実際的な戦力の増強は恐るべきものがあると申せます。
要約して申しますと、ソ連の極東・太平洋艦隊の戦力は多量の近代艦艇を加えまして、近代戦力におきまして抜本的に増強されたと言えます。一九七〇年当時百万トンのものが、現在百六十万トンと言われておりますけれども、増加した六十万トンはすべて近代艦艇でございますので、実際的な戦力の増強は恐るべきものがあると申せます。
おそらく、ラロック氏の証言を推してみても、近代艦艇には、核兵器を持っている国においてはそういうようなことはあり得るとわれわれでも考えるのですが、アメリカのような、そういう安全保障条約を結んでいる国との間においては、事前通告の形において協議の対象になるけれども、そうでない国との間においては今後どうなるのでしょうか。これはひとつ外務大臣に特にお答え願いたいと思うのです。