1961-02-15 第38回国会 衆議院 文教委員会 第2号 むろん私見でしかございませんけれども、よき日本人というのは、私は、日本人としてこの島国に生まれ島国に死んでいく、吉凶禍福、栄枯盛衰、ことごとくいわば運命共同体として存在しているのだという認識、そういう考え方に立って日本民族の今日まで歩いてきましたことを正確に知りつつ、世界の諸民族からも、少なくともやれ手先が器用で勤勉だ、正直だ、近代的良識を持った一億になんなんとする大民族だといわれておることは、うぬぼれでなしに 荒木萬壽夫