1952-04-24 第13回国会 衆議院 本会議 第34号 中央更生保護委員会恩赦課長の長島敦君でさえ、こうした惡政を、ごまかすための恩赦は、とうてい近代的法治国では許さるべき性質のものでないと言つておる。 日本共産党が、さきに恩赦を行うべき決議案を提出して賛意を表したのは、民主主義的な進歩性を持つた多くの人たちを、被占領下にあつて受けた圧制、無権利な状況から解放するための恩赦でなければならぬということが、その理由の第一である。 井之口政雄