1978-04-07 第84回国会 衆議院 外務委員会 第12号
事、刑罰なんというものは、やはり人権とは深くかかわり合いがあるわけですから、罪刑法定主義の近代法学の大原則なんというものは、やはり人権思想から出ているわけです。だからその点考えれば、従来は罰してよいものが罰せられなかったことを解除して罰するようにするなんということは、それは少しおっしゃること自身私は非常におかしいと思う。罰してよいのが、とおっしゃるのは何によって罰してよいと決まっておるのですか。
事、刑罰なんというものは、やはり人権とは深くかかわり合いがあるわけですから、罪刑法定主義の近代法学の大原則なんというものは、やはり人権思想から出ているわけです。だからその点考えれば、従来は罰してよいものが罰せられなかったことを解除して罰するようにするなんということは、それは少しおっしゃること自身私は非常におかしいと思う。罰してよいのが、とおっしゃるのは何によって罰してよいと決まっておるのですか。
そこで、はっきりとした理論が形成せられないうちに、一歩実際活動が先行していったというところに、いまだに近代法学における一大論争の種になっておることは御承知のとおりであります。 たとえば、いろんな団体が契約をする。