2016-05-24 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
○福島みずほ君 近代契約の原則は、契約は守らなければならない、基本合意は守らなければならない。基本合意は、まさに介護保険優先原則を廃止しと、介護保険優先原則は廃止されていますか。
○福島みずほ君 近代契約の原則は、契約は守らなければならない、基本合意は守らなければならない。基本合意は、まさに介護保険優先原則を廃止しと、介護保険優先原則は廃止されていますか。
契約は合意ですから、契約は守らなければならないというのは近代契約の大原則です。契約が一方的に変わったことで不利益になってしまう。不利益変更なわけですね。 保険制度とは何か。負担と給付がきちっとあり、保険料は保険以外にはお金を使わない。これをずぶずぶに今回壊していってしまう。そのことについても、税金と保険の関係が非常に極めて不透明になっていく。
これは、近代契約法の成立をまつまでもなく、日本において、貨幣の出現とともに確立した社会生活上初歩的な規範であります。
そして、この約款の序説にも、人はみな生まれながらにして法のもとに平等な権利、能力を持ち、独立して自由な主体としての意思表示に基づき、対等な立場において自由に契約することによって社会生活を築いていくというのが近代契約の理念とされております。よって、そのような方法について金丸建設大臣の勇気ある発言、御答弁をいただいて、私の質問を終わりたいと思います。