1985-07-09 第102回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号
○吉川春子君 結局、「第二の教育改革によりもたらされた義務教育期間の延長、高等教育の大衆化なども、大局的にみるならば、明治以降の追い付き型近代化時代の教育の延長線上にある」などというのは見当違いも甚だしいど思うんです。これは憲法の普通教育の保障、教育の機会均等という、その前の時代までは絶対になかった、国民の権利としての教育が認められた結果であります。
○吉川春子君 結局、「第二の教育改革によりもたらされた義務教育期間の延長、高等教育の大衆化なども、大局的にみるならば、明治以降の追い付き型近代化時代の教育の延長線上にある」などというのは見当違いも甚だしいど思うんです。これは憲法の普通教育の保障、教育の機会均等という、その前の時代までは絶対になかった、国民の権利としての教育が認められた結果であります。
第一次答申の第二節で明治五年の学制公布を「第一の教育改革」、戦後の教育改革を「第二の教育改革」としておりますが、二つをひっくるめて「明治以降の追い付き型近代化時代の教育」というふうにしています。しかし、これは大変乱暴な括弧のくくり方であると思います。
そうなりますと、いろんな努力を我々まずいたしますけれども、やはり工業所有権制度というものは、特許制度というものの、何といいますか、国の基礎的なフレームワークとしての制度でございますので、いろんな努力をした上でなおかつ――一方、この近代化時代で的確な審査をするには一定の規模、一定の予算、陣容というものが必要でございます。
これに対処いたしまして、労働省としては、昭和四十年に港湾労働法を制定いたしまして、これに基づいて港湾労働者の雇用の完全な安定並びに福祉の増進、そして作業の近代化、時代に即応したようなことをやらなくちゃならぬことは、もう当然であります。
むしろ今日の産業合理化時代、産業の近代化時代に多額の、しかも長期の資金を必要とするような時代には、もつと政府がこういう特別の銀行には関心を持つて掩護したらいいんじやないか。たとえば金利のコストたんかにしても、相当考慮を払つてもらいたい。これはどういうお考えを持つておられますか。一応私はこれを注文いたしておきます。