2001-10-25 第153回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
したがって、二十一世紀のアジア太平洋の時代において、長期的展望に立って、多様な主体が多元的外交を展開し、近代世界システムの改革を図っていくことが求められると言えます。 すなわち、新都は国民国家の首都機能である国家統治機能を果たしていくだけでは十分ではありません。
したがって、二十一世紀のアジア太平洋の時代において、長期的展望に立って、多様な主体が多元的外交を展開し、近代世界システムの改革を図っていくことが求められると言えます。 すなわち、新都は国民国家の首都機能である国家統治機能を果たしていくだけでは十分ではありません。
今日、初めてアジア太平洋地域に成長の芽といいますか成長ダイナミクスの中心が移りつつあるときに、アジア太平洋地域が成長の担い手となる新しい近代世界システムといいますかポスト近代世界システムに移行したとき、成長の糧、繁栄の果実を軍拡ファイナンシングによって浪費し、それがきっかけで経済下降局面に入るというこの愚行の歴史、それの継承者にアジアはならないという決意をするべきではないかと思います。