2018-05-15 第196回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
それから、国会図書館につきましては、先ほど全国のアクセシブルなデータの収集、配信についてお話し申し上げましたけれども、もう一つ、近代デジタルライブラリーにおいて、国会図書館は図書の電子化を進めています。これも、PDFという形で進められてしまうと、どうしても私たち障害者は置き去りになってしまう。
それから、国会図書館につきましては、先ほど全国のアクセシブルなデータの収集、配信についてお話し申し上げましたけれども、もう一つ、近代デジタルライブラリーにおいて、国会図書館は図書の電子化を進めています。これも、PDFという形で進められてしまうと、どうしても私たち障害者は置き去りになってしまう。
ですから、昨日の朝日新聞に、国会図書館の近代デジタルライブラリーのあれがアマゾンによってスキャニングされて、それを売りに出すというふうなことが新聞に出ていましたよね。あれは結局、国民の予算、血税というかそういうものを使って、それで一生懸命ああいうふうなものをつくった。つくって、利用者に提供するというんじゃなくて、それをそのままコピーして売ると。
図書館では、先ほどから御説明ありましたとおり、近代デジタルライブラリーというところで既に著作権保護期間が満了した資料あるいは著作権者から許諾を得た資料、そして、文化庁長官の裁定制度を活用することでインターネットで広く公開してきていると思います。
電子図書館事業としては、衆参両院の会議録や図書館の所蔵する浮世絵の画像データを始め、明治期に刊行された図書十七万冊を順次電子化し、近代デジタルライブラリーとしており、現在、インターネットにより家庭から閲覧できる本文情報は五万五千冊分に上ること及びこれらの電子情報は関西館で作成されている旨の説明がありました。
○政府参考人(森口泰孝君) 先生御指摘のように、いわゆる国会図書館におきまして平成十年の五月に策定されました国立国会図書館電子図書館構想というのに基づきまして、所蔵しております明治時代の図書をデジタル画像化して保存、公開すると、近代デジタルライブラリー事業というのを進めておると承知しています。