1968-05-27 第58回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
相坂平の水路につきましては、途中の隧道等に地震による落盤がございまして、これの応急復旧が急がれておるのでございますが、大体、直ちに水を通すことの困難なところにつきましては迂回水路を設けまして、これで通水する、また土かぶりの浅いところにつきましては、上から掘りまして応急復旧をやっていくというふうな工法をいまとっておりますが、大体これにつきましても、六月の半ばまでには植えつけを何とか間に合わせるということで
相坂平の水路につきましては、途中の隧道等に地震による落盤がございまして、これの応急復旧が急がれておるのでございますが、大体、直ちに水を通すことの困難なところにつきましては迂回水路を設けまして、これで通水する、また土かぶりの浅いところにつきましては、上から掘りまして応急復旧をやっていくというふうな工法をいまとっておりますが、大体これにつきましても、六月の半ばまでには植えつけを何とか間に合わせるということで
それからもう一つ、約四百ヘクタールの受益しております相坂平の水路というのがございますが、これは現在ビニールなり板囲い等で応急対策をいたしておりますほかに、一部のトンネルの水路がございますので、これにつきましてはそれを掘り返し、掘り直しておっては応急の通水に間に合いませんので、とりあえず迂回水路をつくりまして、五月末までには通水可能なように現在工事を進めております。
なお、いまお話しのような隧道内の被災その他につきましては、応急工事として迂回水路その他こういったような方法についても今後至急検討してまいりたいと思っております。
この事故にかかる新木ノ俣用水路の復旧工事につきましては、とりあえず県でこの用水トンネルの上下流を結んで木造の迂回水路を仮設いたしまして緊急に送水をはかるということで、七月の十日に着工いたしまして十三口に完成し、すでに通水を行なっております。なお、この用水トンネルの復旧工事につきましては、県におきまして新しい事態に対処して早急に復旧するように指導しております。
このポリチューブというのは、薄いパイプでございますが、これを反当たり約百五十メートルくらい使いまして、それの中を水を通しまして、早く申しますと迂回水路をつくるわけでありまして、それによって水温の上昇をはかる。それが現在実用化されておる水温上昇のための技術でございます。
ですから水温が非常に関係するということは確かだと思うのですが、こういうふうないろいろな処置、たとえば迂回水路のようなものがいろいろ考えられていますが、地方では水温を上げる大きな熱源となるものは、大体日射なんです。今までの冷害を見ますと、これははつきりはわけられないのですが、割に乾燥性の冷害と湿潤型の冷害とがある。
実際問題といたしましては、浅く灌水いたしまして、太陽熱によるところの熱の捕獲量を多くする、従つて水温を上げる、あるいは植付を並木植えと申しまして、うね間の方を広げまして株間の方を詰めて、太陽光線を十分に吸収させるといつたようなこと、それから迂回水路を設けまして、たんぼに灌漑されるまでにできるだけ太陽熱を吸収するようにする方法、その場合にあぜ道に背の低い草ならいいですが、背の高い草をはやしてしまいますと
この冷水問題について、たとえば温水ため池をつくる、あるいは、それに類似した遊水施設をつくると申しましても、これは予算の関係もあり、なかなか農民の資力では成り立たない、あるいは迂回水路をつくれば面積が減つて来る。
そこで昨年の土地改良に、延徳は長野平で一番の米の増産地ですから、迂回水路をつくつて若干でも鉱毒を除こうというので、厖大な費用を使つて努力しておる。この小串鉱山と、いま一つ米子鉱山というのがある。これは須坂町からほど遠くないところにある。それからいま一つこの小串と米子の中間に横手鉱山というのがある。この三つの鉱山が上高井全郡から下高井郡南部にかけて鉱毒を及ぼしておる。
それがために単作地帯、山間地、高冷地の稲作栽培を見れば、よく御了承願い得るごとく、温水ため池や迂回水路を設けて、冷水を暖めることに非常な努力を払つておられるのであります。かかる苦労をして食糧増産をなしつつあるに、一つの電源開発によりまして、幾百千町歩に冷水を導入せなければならないことになれば、農家の死活問題にまでも影響する。