2004-03-30 第159回国会 参議院 総務委員会 第8号
あの放送賞を受賞されて、堺屋さん始め、東大の名誉教授の内川さん、内川先生等々、あるいはまた中央大学の辻井先生、田端さんに至るまで大変和やかないい会でございました。あそこで話された内川さん、辻井さん、そして堺屋さんの話が非常に印象的でした。会長もそう思って聞いておられたと思う。
あの放送賞を受賞されて、堺屋さん始め、東大の名誉教授の内川さん、内川先生等々、あるいはまた中央大学の辻井先生、田端さんに至るまで大変和やかないい会でございました。あそこで話された内川さん、辻井さん、そして堺屋さんの話が非常に印象的でした。会長もそう思って聞いておられたと思う。
実は、それだけではなくて、私のところで実はセキュリティーというのは今後どういうふうにしたらいいかということについて、京都大学の長尾先生とか東大坂村先生、また東大におられて総務省におられた月尾先生、あるいは辻井先生、土居先生ほか何人もの専門家と協議をしてまいりました。
その次に、辻井先生にお伺いしたいんですが、先生のきょうお持ちいただきました資料を見ますと、実印の印鑑登録証明システムは日本独自のシステムであり、九八年の秋、ドイツで行われたデジタル署名と電子認証のワークショップで先生が紹介したところ、ドイツ人の出席者の多くが興味を示したと、こういう一文がございます。この電子署名も日本の紙の世界の印鑑登録証明の流れとよく似ているということで、図式もございます。
そういった中で、先ほど辻井先生のお話にも少しありましたけれども、秘密かぎをもう少し自分に近いところに切り離して持っていくような方向性、研究、こういったものは当然進められておりまして、行き着く先はやはりICカードのようなもの、ないしは個人で非常に携帯しやすいような形のもの、その中に秘密かぎというのを携帯して常に持ち運ぶというような形になっていくべきものだろうというふうに考えております。
ただ、それが例えばカードのような形になって、このカードでやってくれというようなものというのは将来的にはできてくるのではないかなと思いますけれども、やはり辻井先生おっしゃるとおり、もう少し深く議論をするべきかなというふうに考えます。
いろいろお尋ねをしていきたいと思いますが、まず最初に、辻井先生の方から質問をさせていただきます。 きょうは、辻井先生は、今回の新基本法はそもそも次期WTO交渉に対応したものとしてつくられているという御発言がございました。実は、一昨日、北海道で北大の太田原教授も公述人に立たれましたけれども、同様の発言をしておられたわけでございます。先生は、特に国家自決権の立場をとるべきだと。