1970-10-09 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
また農薬残留量が規制されているのはリンゴなんか、あるいは山梨なんかでもそうですがブドウなど四品目だけであります。もっともそれも十二月になると、厚生省のほうではエンドリンの食品残留の基準を告示しました。
また農薬残留量が規制されているのはリンゴなんか、あるいは山梨なんかでもそうですがブドウなど四品目だけであります。もっともそれも十二月になると、厚生省のほうではエンドリンの食品残留の基準を告示しました。
その中身でございますが、さらに詳しく申し上げますと、急性及び慢性農薬中毒に関する情報収集とその解析、それから人体における農薬残留量の調査及び中毒症状発現に関する実験的研究、それから各種農薬中毒の治療に関する研究ということで、農薬中毒の臨床例の調査あるいは剖検、それから農薬散布者の健康の実態調査、農薬による皮膚炎のバッチテスト、それから人体内の有機塩素剤の残留量の調査、有機水銀中毒におけるアレルギー学的研究
また大きな二番目のタイトルとしては人体における農薬残留量の調査及び中毒症状発現に関する実験的研究というふうなテーマで人体内の有機塩素剤の残留量の調査、それから有機水銀中毒におけるアレルギー学的な研究、これは動物実験を一応いたしております。
それから、米の農薬残留量が少ないというようなおことばがございましたけれども、米は日本人の主食で、人によっては、たくさん食べる人も、少し食べる人もありますけれども、しかし、とにかく一生の間食べているんですよ。そして、人間は米だけ食べているわけではないのです。野菜も、くだものも、魚も肉も食べるのです。それぞれに有害の有機塩素剤が入っているとすれば、その複合作用等も考えなければならぬと思うのです。
厚生省では、昨年から国立衛生試験所を中心に数県において乳肉食品中の農薬残留量の調査を行なっていましたが、その過程において牛乳中よりBHCの残留が検出されたため、同省としてはこれに重点を置いて引き続き調査を実施することといたしました。
さらにはそれを刈り取ってからどういうような乾燥方法、あるいは貯蔵方法を行なっておるかというような、生産から保管に至るまでのいろいろな条件を追跡調査いたしまして、そういう追跡調査の結果とその分析結果、あるいは官能試験の結果というものを総合的に検討いたしたわけでございますが、一応農薬残留——農作物の中には、農薬を散布いたしますと、どうしても若干微量のものが残るわけでございますが、これらのサンプルにつきましても、農薬残留量
なお、諸外国における食品中の農薬残留量の中の水銀は、別冊の「諸外国における食品中の農薬残留許容量」という資料の三十二ページにオーストラリアの残留量が下から二行目に〇・一PPMそれから三十四ページの上から八行目のところにニュージーランドの水銀の許容量〇・〇五PPMというのが出ております。
それから強い制限がされて、農作物への農薬残留量が一定の許容量をこえた場合にはその農産物の販売は禁ぜられるたてまえとなっている。こうやって水銀についてはアメリカはゼロというきびしさでありますが、わが国ではいわば野放しのような状態ではないか、こう思われるわけですが、こういう総括的な点につきまして総理からお伺いをしたいと思います。