2005-04-13 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
そのことがわかったのは、農薬害と化学肥料による硝酸態性窒素の危険性を説いてやまない山形県の小林宝治さんとの出会いでした。小林さんの指導のもとつくられたホウレンソウを東京にあるデパ地下に、キムチ専門店に試食してもらったところ、では一日当たり百キログラム納入してくれないかという依頼を受けました。これは、裏返せば、このホウレンソウがいかにうまかったかということだと思います。
そのことがわかったのは、農薬害と化学肥料による硝酸態性窒素の危険性を説いてやまない山形県の小林宝治さんとの出会いでした。小林さんの指導のもとつくられたホウレンソウを東京にあるデパ地下に、キムチ専門店に試食してもらったところ、では一日当たり百キログラム納入してくれないかという依頼を受けました。これは、裏返せば、このホウレンソウがいかにうまかったかということだと思います。
○細谷委員 「農薬害とその対策について」、これを見ますと、最近できました日本の食品残留農薬許容量というのはたいへん不十分であり、たとえばアメリカでは、対象食品として、果実は四十一種類、野菜は八十四種類、穀類は二十種類、牧草が三十八種類それから乳類でも十八種類、そして農薬は百四十種類にわたって許容量を設けておる。ところが片や日本はたった十二品目、七農薬のみにすぎない。こういうことなんですね。
同時に水銀農薬は、わが国独特の農薬でありますが、これと並行してもっと重要なのは、いわゆる有機塩素の農薬害、これは世界的に非常に重要視されている。