1992-03-27 第123回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
現在ピーク時の四割水準ということで、一定の成果を上げてきたというように評価をいたしておりますけれども、この「日本農薬事情」におきましては、五年間で被害を鎮静化できず、十五年を超えても被害は百万立方を超えているという指摘をしておるわけでございますが、これらにつきましては、先ほども申し上げましたような気象上の変化等々あるわけでございますし、全国的な規模に広がった段階におきましては、やはり防除ということが
現在ピーク時の四割水準ということで、一定の成果を上げてきたというように評価をいたしておりますけれども、この「日本農薬事情」におきましては、五年間で被害を鎮静化できず、十五年を超えても被害は百万立方を超えているという指摘をしておるわけでございますが、これらにつきましては、先ほども申し上げましたような気象上の変化等々あるわけでございますし、全国的な規模に広がった段階におきましては、やはり防除ということが
一つの意見として、岩波新書から「日本農薬事情」、こういう本が出ておりますけれども、この著者の河野修一郎さんという方は、「最も被害の激しかった一九七九年を含む一二年間を「松くい虫防除薬剤」を販売する側にいた者として、その実態、問題点などに触れておきたい。」、こういうふうに述べまして、松くい虫の特別防除について「森林保護を考えるうえできわめて大きな示唆に富む失敗事例だった」と総括しています。
○細田説明員 私ども環境庁の農薬登録保留基準でございますけれども、農薬によります環境の汚染を未然に防止するという観点から、国内で使用されます農薬の製造、販売を規制するということを目的としまして、国内における農薬事情あるいは使用方法を念頭に置いてこの登録保留基準を定めているものでございます。
○倉田委員 いわゆる登録制度でございますけれども、私は今「日本農薬事情」という本をちょっと読んでおったわけでございますけれども、事情があって登録を返上する場合、この本によりますと、「農薬の登録を返上する場合、農薬会社は三年置きの再登録をしないという形で返上することになる。これは長年の慣例である。」そういうふうな記載があるわけでございます。
○倉田委員 やはりこの「日本農薬事情」の中に、農薬のデータの問題について触れておるわけでございますけれども、農水省として農薬の判断に関して、いわゆる自前のデータというのがないのではないか、あるいは少ないのではないか、こういう指摘があるわけでございますが、この点についてはいかがでございますか。
しかし我が国には我が国の農薬事情、あるいは一定程度我が国の農業を保護していかなければならないという政策的な必要、こういうのがあって枠の拡大はできない、自由化もできない、こういうことで突っぱねていると、御承知のような大変な圧力をかけてくる。
このような農薬事情の推移から、これらの新事態に対処するため農薬取締法の一部を改正することといたしたのであります。 次に、本法律案の内容の主要な点につきまして御説明いたします。 第一に、農作物等の生理機能の増進または抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤等の薬剤及び防除剤を原料または材料として使用する防虫袋等の資材を新たに本法の取り締まりの対象といたしたことであります。
このような農薬事情の推移から、これらの新事態に対処するため農薬取締法の一部を改正することといたしたのであります。 次に、本法律案の内容の主要な点につきまして御説明いたします。 第一に、農作物等の生理機能の増進または抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤等の薬剤及び防除剤を原料または材料として使用する防虫袋等の資材を新たに本法の取り締まりの対象といたしたことであります。
と申しますのは、この一八二・四キロというのはどういうふうに計算したかということが問題になりますが、われわれの方としては、タバコは非常に天候に支配を受けやすい、タバコの反収量を計算する場合に一定の方式もございませんで、一応米並みの例の趨勢値、過去、二十年間のある一定の不作の年を除きました趨勢値から一応導き出してきたのですけれども、それだけでは最近のいろいろな農薬事情なりあるいは技術の改良などが加味されませんから
それから農薬及び農機具の点につきましては、これは個々のものを取つて言いますと、いろいろと不足するものもあろうかと思いまするが、大体論といたしましては、御承知のように農機具の所要の鋼材も非常に増加をいたしておりまするし、農薬事情も段々好転をして参りまして、概ね需要には應じ得る確信を持つておるのであります。
然るに最近における農薬事情は、その供給不足と相俟つて、不正粗惡なる農薬の横行により、農家の蒙る損害が決して少なくないばかりでなく、延いて病虫害防除の意欲を減退せしめ、農業生産に惡影響を與えておる実情は、到底これを放任し得ないのでありまして、從つてこの観点から、農家及び農業指導者多年の要望に慶えて、今回新らたに農薬取締法を制定いたしまして、不正粗惡なる農薬を取締ると共に、農薬の品質向上を図り、以て農作物病虫害防除