2020-11-17 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○国務大臣(野上浩太郎君) 世界各国におきまして、自然環境ですとか地理的条件が異なる中で、自国の強みや潜在力を生かした多様な農業が展開されていると思いますが、例えば農産物輸出額で見ますと、世界第一位の米国に続きまして、またオランダが第二位となっております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 世界各国におきまして、自然環境ですとか地理的条件が異なる中で、自国の強みや潜在力を生かした多様な農業が展開されていると思いますが、例えば農産物輸出額で見ますと、世界第一位の米国に続きまして、またオランダが第二位となっております。
現在、これらの国の農産物輸出額は、飛躍的に伸びています。 一方、日本は、日本の一番強みである米について、国内市場だけを見て、減反政策に踏み切りました。成長を目指す産業であったならば、当然、世界市場を見据えた農業政策を展開しなければなりません。しかし、そうしなかったために、世界市場でおくれをとってしまったのです。
○政府参考人(皆川芳嗣君) 豚肉に関する御質問でございますけれども、まず日・メキシコの結果について申しますと、まずメキシコの対日農産物輸出額の半分が現行豚肉でございます。
○政府参考人(村上秀徳君) NAFTAの影響、効果でございますけれども、貿易面で、全体的な貿易については今外務省の方からお話があったとおりですけれども、アメリカとメキシコ間の農産物の貿易についてはNAFTA発効後大きく増加しておりまして、二〇〇二年のアメリカからのメキシコへの農産物輸出額は約七十二億ドル、約九千億円ということで、NAFTA発効前の一九九三年の約二倍に増加しているところでございます。
他方、アメリカについて見てみますと、データでも、このWTOの協定を挟みまして、実は、農業生産額も農産物輸出額も伸びているわけであります。例えば、ちょっとデータを見てみますと、九三年には農業生産額が一千七百七十六億ドルであったのが、九七年には二千八十七億ドルに伸びている。また輸出額も、九三年には四百二十八億ドルであったのが、九七年には五百七十三億ドルになっている。
また、米国の農産物輸出額を米国農務省の統計で見てみますと、一九八一年には四百三十二億ドルの総輸出がございまして、このうち日本への輸出額は六十六億ドルでございます。比率にしますと、一五・一%ということになります。
白書によりますと、三十五年当時、生糸が農産物輸出額の三割を占めていたのに、四十年には一割に急減いたしました。このことは、わが国にとりまして重大な問題でありまして、農政の失敗と言わざるを得ません。私はこの際、生糸の加工段階及び輸出入政策を含めまして、蚕糸業の将来について、根本的に構想を練り直し、蚕糸行政のあり方をすみやかに確立すべきであると思います。これらの点に関し、農林大臣の所信を伺います。