1989-05-23 第114回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
これは今農産物自由化反対の世論の中で、地域経済の悪化ということが言われておる、これが焦点になるわけでありまして、こういう問題が一番心配されるわけであります。特に、農産加工業と農業の関係は、原料の供給の三〇%程度はいわゆる農産加工業が需要者になっておるという問題もありますが、私はやはり雇用問題、地域で一定の人々を就業させておる、これは非常に大きな柱だと思うのです。
これは今農産物自由化反対の世論の中で、地域経済の悪化ということが言われておる、これが焦点になるわけでありまして、こういう問題が一番心配されるわけであります。特に、農産加工業と農業の関係は、原料の供給の三〇%程度はいわゆる農産加工業が需要者になっておるという問題もありますが、私はやはり雇用問題、地域で一定の人々を就業させておる、これは非常に大きな柱だと思うのです。
○田中(恒)委員 いま佐野さんは、当委員会の決議に基づいてということでありますが、大臣は、当委員会が農産物自由化反対に関する決議というものを採択をいたしておりますが、この決議は、自由化と枠拡大についてどういうふうに受けとめていらっしゃいますか。
ついこの間まで外務大臣としてわが国を代表して交渉に当たってこられた櫻内さんは、いま自民党の中で、農村議員協議会の会長に就任をされて、農産物自由化反対と、そういうことで、絶対反対ということで旗を振って、署名をおとりになって、いま大運動をしておられるわけです。
当委員会は、すでに農産物自由化反対の決議を与野党一致でしております。きょうの新聞を見ると、この決議はアメリカの議会で相当問題になって、いろいろな意見が公式の場で発言されております。これに対して、われわれも日本国会の責任において決議したわけでありますから、責任がありますから、これに基づいて対応しなければいけない分野も出てくると思うし、特に政府の動き、これも問題であります。
燃料の高い中で何とか努力しなきゃならぬということで今日推移したところへ、こういうことですから、これはやっぱり省としましても最大の努力を振りしぼって当たっていただきませんと、きょう報ずるところによりますと、自民党でも総合農政調査会とか水産部会とか、それぞれで農産物自由化反対の決議をなさったようでありますけれども、これは政府・自民党においても当然のことでありますが、行政府の衝に当たります農林水産省としても
アメリカの大資本や日本の大企業が要求している農産物自由化の道を選ぶのか、それとも、日本の農民がこぞって要求している農産物自由化反対の道を選ぶのか、選択は二つの中の一つです。三木副総理はどちらの道を選ばれますか。
それを、農産物自由化反対という陰に隠れて、先進国の一次廃品の問題とごっちゃにしてそこに含ませるというからくりがよく行なわれている。今度の低開発国の一次産品の問題についての答弁も、私はそうじゃないかと思う。