1966-06-27 第51回国会 参議院 農林水産委員会 第35号
○衆議院議員(芳賀貢君) 今回の農安法の改正までの経緯でございますが、いまの御質問でありますが、昨年のイモでん粉の決定の時期におきまして、政府としても、これは衆議院、参議院の農林委員会でもそういう発言があったと思いますが、この現行の農安法をもってしてはなかなかイモ類の生産者、あるいは国会の指摘に答えることはなかなかできない、むしろ農産物安定法そのものに期待に沿えない原因があるわけでありますからして、
○衆議院議員(芳賀貢君) 今回の農安法の改正までの経緯でございますが、いまの御質問でありますが、昨年のイモでん粉の決定の時期におきまして、政府としても、これは衆議院、参議院の農林委員会でもそういう発言があったと思いますが、この現行の農安法をもってしてはなかなかイモ類の生産者、あるいは国会の指摘に答えることはなかなかできない、むしろ農産物安定法そのものに期待に沿えない原因があるわけでありますからして、
来年は、これを、農産物安定法の精神にかんがみまして、農業基本法はもちろんですが、もっと大胆に是正すべきものと思うのです。てん菜の価格で申しました通りであります。 第二点は、澱粉関係の流通消費あるいは生産消費の実態はどうかということでございますが、カンショ澱粉は、その用途のせいであるようでございますが、非常に売れ行きがよくて、政府の方へ売りが出て参りません。
それから、農産物安定法の方でございますが、これは、澱粉、あわせてイモでございますが、法律では毎年十月三十一日までにきめるということは御承知の通りでございますが、慣例が農林委員会あるいは関係の方とよく御相談するということもあり、できれば何もぎりぎりの十月末でなしに九月中に出した方が、——理論上から言えば、出回り初めの前に、あるいは作況が最終的に近く確定したときにできた方がいいという精神は体してやっておるつもりであります
○周東国務大臣 三千二十円というものを予算価格としましたのは、大体従来の重要農産物安定法に基づく関係におきましての考え方を予算価格としてきめております。これはあなたがよく御承知のことだと思います。
これは、ドイツでも、農産物に関しては三カ年がんばって、国内法としての農産物安定法がガット制約に優先するということを取りつけて、初めて自由化に踏み切っております。
また、農産物安定法に基づいてやられておる農産物もございます。また、てん菜振興の臨時措置法によって、てん菜の保護をし、繭糸価格安定法、蚕繭事業団による保護という形をとっております。私どもは、今後における価格の安定ということを目途にいたしまする場合においては、農業基本法に定むるところによりまして、まず、将来における需給の見通しを立てることが第一であります。
方法としては私よりも政府の方がわきまえておられると思いますが、たとえば、先ほど申しました農産物安定法の対象品目に対してはこれは新例を開いて、九割会社でなくとも貸せるという道も開いてあるし、ですから、乳業の場合においても、たとえば酪農振興法というものがあって、特に高度集約地区の指定ということが法律を根拠にして行なわれておって、この集約地区の中においてはやはり当然集中的にコスト引き下げのために乳業設備を
わざわざ農産物安定法の会計まで食管会計の中に入れておりまする趣旨からいたしまして、砂糖まで入れて管理するのが妥当だと思うのですが、石井さん、なかなか答弁しにくいことだと思います。少し政府にたてつくことにもなるであろうし、困難な点だと思いまするけれども、この際、御意見を承わっておきたいと思います。
次に、問題は根本に入りますが、それでは米十キロ当りの損失見込みは幾らなんですか、三麦――小麦、裸麦、大麦のおのおの十キロ当りの損失額いかん、あるいは農産物安定法に基くカンショ、バレイショ等の十キロ当りの損失――おそらく計算されておると思いますから、これを明らかにしてもらいたい。米の方はオカボも入れて……。
ところが食管法の建前、あるいは重要農産物安定法の建前からいうと、そういう分け方はすべきではないのではないかと思う。 これは私の見解でありますから、これだけ申し上げて、続けて質問いたします。 おそらく大蔵大臣は閣議決定事項に基いてこの六勘定項目を設けた、こういうことであろうし、また食糧管理調査会の答申に基いて、こういうものを立てた、こういう意味であろうと思うのですが、この点どうですか。
大麦ではお話のように損した場合もあるかもしれませんが、外国から輸入する麦につきましては百六十億円の黒字、また農産物安定法で二億円、テンサイ糖で六億円、飼料で二億円合計十億円の赤字になっております。そこで外麦、外米の利益が百九十五億円、内地米の損が三百十二億円、内地麦が六十八億円、こういうことになっておるのであります。
それから三十二年度におきましては、年度の大部分が相当かかりますし、あるいは農産物安定法の問題とかいろいろな問題がありまして、非常に影響するところが多いので、私は調査会の決定を待つ、こう申し上げたのであります。
買い入れ価格は、農産物安定法で昨年の十月の末にきめました価格に、必要な金利等を加算したものであります。なお菜種、大豆等につきましても、さような澱粉に準ずるような計算をいたしておりますので、省略をさせていただきます。
その内訳は内地米で百七十三億、それから内地麦でもって七十五億、外米の損害が十五億、農産物安定法といいますか、あれによる損害が約九億、合計して二百七十二億、この赤字は外麦の売り上げ百三十億の利益があるので、これを差し引くと純損金が百四十一億八千万円かになる。
ただ三千八百円ベースでいいかどうかが、相当長時間をかけて、農林省各局におきまして研究をまとめつつありますが、まだ成案を得ませんので、大豆の問題は、農産物安定法の指定物資ではありませんけれども、およそ農林省が国産大豆の生産を将励し、また事務を担当して、輸入に関しても重要なる関与をいたしておる。
私はできるだけこういつた農産物安定法ということまでいたしますものに対しましては、やはり需要としての安定性を持たせる意味合で、アルコール事業というものの事業の安定を期するようなことをなすべきではなかろうか、こういう意味合におきまして私は国際価格という問題を、単にそれを作る輸出品の価格に対する影響というような見地だけで、この問題の影響を論断いたしたくないということを先ほど強調いたしたのであります。
農産物安定法、その他の法律によれば、間接統制をやつているものはたくさんありますが、通しというお話ですから、米で申上げますと、米の生産高の統計といたしましては、統計調査部の統計以外を採用いたしません。私のほうの調査を従つて利用する場合は、供出にもあり、食糧輸入にもあり、農業保険にも相当程度あり、農業改良事業にも、被害応急対策にもこれを基礎にいたしております。
○河野謙三君 この法案は先ほどからしばしば申上げるように、これから出て来る農産物安定法と重大な関係があります。又農協の再編成の問題とも重大な関係がありますから、それらの法案との睨合せの上において一つ審議するように委員長はお諮り願いたい。これを関連法と分離して審議することについては私は非常に疑いがありますから御考慮願います。
○河野謙三君 大臣は所管の大臣として、農産物安定法は自分は趣旨には賛成である、時期は言明できないけれども賛成である、そうすると、そこに又問題が起る。澱粉を買つて「いも」の生産費を補償しよう、「なたね」の作付を補償しようということになつて来ると、そうすると、澱粉なり、「なたね」と、今度は麦なり米との価格の関係がどうなつて来るかという問題、どうしてもこれはもう統制せざるを得ない。