2002-11-28 第155回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
農水系金融機関には私はまだまだ不良債権が隠されているんじゃないかなという疑念も持っているんですよね。自己査定区分というのは適正な償却、引き当てを行うための準備作業ですから、これをしっかりやらないと、なかなか不良債権の問題が解決できないと。もう大丈夫だというふうに明言できることはないと。
農水系金融機関には私はまだまだ不良債権が隠されているんじゃないかなという疑念も持っているんですよね。自己査定区分というのは適正な償却、引き当てを行うための準備作業ですから、これをしっかりやらないと、なかなか不良債権の問題が解決できないと。もう大丈夫だというふうに明言できることはないと。
農水系金融機関の債権状況について、一般の金融機関における自己査定区分、これに直すとどうなるのか。JAバンク、JFマリンバンク、それぞれについて、破綻先、実質破綻先、それから破綻懸念先、要注意先、正常先、この各々の金額を示していただきたいんです。
○中村敦夫君 農水系金融機関のペイオフ延期について質問します。 これまでのほかの議員の質問にも多少重複する部分もあるかと思いますが、私なりに質問します。 不良債権処理というのは、厳格な査定、十分な引き当て、経営責任追及、この三原則がなければ進まないわけなんですね。
責任所在に関する論点は、大蔵省、金融財政担当政策関係、日本銀行、各種銀行、農水系金融機関、八社住専各社及び各種借り手群の総括的共同行為であり、その責任の濃淡は各人各社、個々の考えるところにありますが、一般的に、これら議論のなされているところを、日本国じゅう挙げて、この金融非常事態にかんがみ、その善悪を客観的に判断していただきたいと思います。