1996-06-18 第136回国会 参議院 本会議 第29号
質疑を終了し、討論に入りましたところ、平成会を代表して直嶋正行理事より六法律案に反対、自由民主党、社会民主党・護憲連合及び新党さきがけを代表して一井淳治理事より六法律案に賛成、日本共産党を代表して有働正治委員より、農水産業協同組合貯金保険法改正案を除く五法律案に反対、農水産業協同組合貯金保険法改正案に賛成する旨の意見が述べられました。
質疑を終了し、討論に入りましたところ、平成会を代表して直嶋正行理事より六法律案に反対、自由民主党、社会民主党・護憲連合及び新党さきがけを代表して一井淳治理事より六法律案に賛成、日本共産党を代表して有働正治委員より、農水産業協同組合貯金保険法改正案を除く五法律案に反対、農水産業協同組合貯金保険法改正案に賛成する旨の意見が述べられました。
次に、農水産業協同組合貯金保険法改正案についてでありますが、この法案は、預金保険法と同様に五年間の時限的措置として貯金の全額を保護するために保険料を現行の二・五倍に引き上げようとするものでありますが、預金保険法の方の七倍と一致しておりません。これは農林系金融機関の負担のみを考慮し、多額のノンバンク向け融資を行っている農林系に対して万全の措置と言えるものではなく、不十分で、反対であります。
○有働正治君 私は、日本共産党を代表して、住専処理法案を中心とする五法案について反対、農水産業協同組合貯金保険法改正案に賛成の討論を行います。 国民の九割は住専処理への税金投入に反対しています。その国民が本委員会に求めたものは、政府が追加負担策を示し、国民の大勢を占める声にこたえる道ではなかったでしょうか。十分な審議を行えば今国会内成立は絶対不可能です。
また、今回提出されております農水産業協同組合貯金保険法改正案についても、同様に財政資金投入は予定されておりません。これはいかなる理由に基づくものか、大蔵大臣並びに農水大臣に明確にしていただきたいと思います。
次に、農水産業協同組合貯金保険法改正案及び農林中央金庫法改正案について申し上げます。 農水産業協同組合貯金保険法改正案は、最近における我が国の金融環境の変化に対応して、金融自由化の円滑な進展を図るための環境整備として、新たに、経営が困難となった農水産業協同組合に係る合併等に対する資金援助等の制度を設けることにより、農水産業協同組合の貯金者等の保護の充実を図ろうとするものであります。