1993-02-26 第126回国会 衆議院 文教委員会 第4号
かつて、理科教育振興法とか産業教育振興法、これは、戦後の経済復興はもうこれしかないということで、昭和二十年代の後半にやられましたけれども、あのときは、農水手当から始まって産業教育手当をつける、そういう誘導策を講じながら一生懸命あれした、その成果が戦後の経済復興にも大いに貢献したと言われておるわけでありますが、ちょっとその辺が近ごろ無策のような気がしてなりません。
かつて、理科教育振興法とか産業教育振興法、これは、戦後の経済復興はもうこれしかないということで、昭和二十年代の後半にやられましたけれども、あのときは、農水手当から始まって産業教育手当をつける、そういう誘導策を講じながら一生懸命あれした、その成果が戦後の経済復興にも大いに貢献したと言われておるわけでありますが、ちょっとその辺が近ごろ無策のような気がしてなりません。
それから産業教育手当、これはこの附帯決議の中に入れてありますけれども、赤城先生が先ほど来お話しになっておったように、議員立法でおまとめになるときにずいぶん苦労された農水手当、えさや水をやるということ、これは当時のいきさつは、調べてみるとある意味では超勤的な性格ですよ。八%が一〇%になり、今日に至っている。あなた方の一番腹の中にある本音を聞きたい。
そこで、できない理由というのが、人事院が当該の組合の諸君と話し合っている中を、やりとりをしているのを調べてみたら、何言うかと思ったら、いまの農水手当——農水手当というのは旧名ですけれども、この問題に触れているんですね、あなたの方は。この問題をどこかで固定化して押さえ込もう、それができれば何とか考えると言う、あなたの方は。そういうてんびんにかけて適当なことを言っちゃいけませんよ。
いまの平均問題だって、農水手当にしても反対だけれども、国会でお決めいただけば仕方がないとちゃんと言いますよ。そうでしょう。そこのところがいいかげんだと言うんですよ、私は。 いまの続きは、本題が終わったところで改めて承ります。
に学校に入れて教育をするというたてまえをとり、したがって、先ほど申しますように、三十町程度の実習場も持ち、同時に、全寮制の寄宿舎というものをつくって、そして農業というものは、二十四時間、生物、生きものを対象とするわけでございますから、それを身につけさせるということで、また、それに従事されるところの先生方も、これは普通高校の先生方と比べると労働時間その他について問題があろうからということで、今度は農水手当
○政府委員(宮地茂君) 現在の産業教育手当——これは議員立法でございますが、私どもが従来から承知しておりますのは、もともとこれは議員さんの間で農水手当——農業と水産の教員の手当を支給しようではないかといったようなことから始まったように記憶いたしております。それは農業、水産の先生というのは、大体生きものを、子供に教育する手段、方法として農業では家畜等、水産では魚とかいったような生きものを扱う。
したがって、最初、実は農水手当という形で議員提案ですが出てきた際に、私たちが議論をしたのは、特に農水の関係の職員だけがそういう手当をもらうということは、産業教育を重視するという意味では理解できるとしても、やはり教育としては同じようなものを、重要なものを取り上げているんだから、特に農水というのも非常に範囲が狭い、産業教育全般にわたるべき性質のものじゃないか、また、特に農学校、水産学校の普通科を担任する
若干やっぱり日本の政党の対立というところから政党の給与政策というものがある程度露骨に出ている面もあってこういうことになってきたと、たとえば産振手当が出たとき、最初は農水手当といって農学校と水産学校だけだったでしょう。
だから理屈はつけようによって、今までの産業教育の振興についても、手当についても、産業教育を振興する一番初めに出てきたのは何か、農水手当でしょう。ところが産業手当というふうになれば、工業を抜いて農水手当を先にやるという理屈は立たない。これは当時からいえば、農水の方が予算が少なくて済むから——これは議員立法でもあったけれども、付帯決議で、今度工業の方にこれが拡大していった。
○吉田法晴君 これは他の公務員と均衡云々という点をしきりに言われますけれども、農水手当のときに手当をつけるかどうか、そのときには、他との均衡ということを考える、そうして教育という特殊性、それからまあ教育もだが、あるいは準備その他の点もあって、教育に従事するあれだから、この実習手当というものをつける、こういうことになったんです。
○佐藤(觀)委員 本案は前国会においていろいろ審議された問題でありまして、農水手当を与えたあとでは必ず工業学校及び商船学校の手当を支給し得るようにするという附帯決議をつけて、全会一致これを通過させたわけであります。それが今度自由党の提案で出されたということはまことにけっこうでありますが、ただ問題になりますのは、実習助手の手当の範囲をどのくらいにするのか、その点について提案者に質問いたします。