1954-03-27 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第15号
従つて六百万農民戸数のうち所得税を納むる者は七十七万人で、納税額は申告所得税の僅か十分の一である七十六億円というに至つては、日本の将来のため誠に憂慮に堪えません。
従つて六百万農民戸数のうち所得税を納むる者は七十七万人で、納税額は申告所得税の僅か十分の一である七十六億円というに至つては、日本の将来のため誠に憂慮に堪えません。
たとえば農村の場合、八千の人口を持つておるとして、これが八割の農民戸数を持つておつて、その八割の人たちが、全国平均の七反ないしは関東府県におけるごとき一町弱の耕地を持つて、それに道路、山林というものを含んだときに、その村は一体どれくらいの平方里になるか。それの基礎はどういうふうにお立てになつているか、それを承りたいと思います。