1964-03-10 第46回国会 参議院 逓信委員会 第8号
たとえば、職員の宿舎をつくり、その際に職員がそこへ団体をつくって、その地方公共団体を通じて起債をお願いをして金を貸してもらう、あるいは保険に加入をしておる国民層というのはほとんど庶民でありますが、その庶民のいま困っているのは、東京における学生の寮が困っているとか、それを建てたいのだけれども金がない、それはひとつ地方の公共団体の起債を通じて認めてもらいたい、あるいはまた農業の改善をはかる——確かにそれは農業金庫
たとえば、職員の宿舎をつくり、その際に職員がそこへ団体をつくって、その地方公共団体を通じて起債をお願いをして金を貸してもらう、あるいは保険に加入をしておる国民層というのはほとんど庶民でありますが、その庶民のいま困っているのは、東京における学生の寮が困っているとか、それを建てたいのだけれども金がない、それはひとつ地方の公共団体の起債を通じて認めてもらいたい、あるいはまた農業の改善をはかる——確かにそれは農業金庫
しかし、私は方向としては今もお話にありましたとおりに、今あります協同組合内の信用事業を農業金庫と一緒にいたしまして、農村関係の金融機関をひとつ確固たるものを、共同事業とは別に作りたい。そうして不動産金融もあわせて行なうようにいたしたいというふうに思っておるのでございます。そうすることによって農村の金利の引き下げもやりたい。
○滝井委員 農業金庫というのはどういうところから……。
なお、農業金庫の問題につきまして御質問がございましたが、これはあるいは現地の方と道の方で具体的に御検討中のことだと考えておるわけでありますが、目下の段階ではまだその構想を十分に伺ってわれわれ事務当局の手元において中身を検討いたします段階にまで立ち至っておりません。さらに問題の進展によりまして、十分内容を伺いまして、検討いたしたいと考えております。
さらに、自由民主党の考え方としては、特別にやらないで別に考えるということで、今申し上げました自創資金の問題等がありましたが、それとは別に農業金庫の一つの特殊的な制度を設けて、その中でやるのだ、こういうお話が実はあったわけであります。
しかし、この次の特別国会に、私の方のこの案をさらに審議する場合において、今政府とあるいは自民党との考え方は違いますけれども、少くとも農業金庫あるいはまた農業金庫以外のやり方においても、次の特別国会にはやはりお出しにならなければいけないであろうと思うのです。もし次の特別国会にも農業金庫というような制度のものが法案としても全然出ないということでありますなら、これは私はどうかと思う。
さらに次に仄聞いたしますと、政府は農業金庫法案についてお考えであるように聞くのでありますが、これは非常にけっこうな話であります。しかしただその内容をわれわれがちょっと耳にした範囲では、国が八割、都道府県が二割の出資をして農業金庫を作るのだ、非常にいい話であります。
長官の話がもし事実だとするならば、なぜこういう金を中金なり、あるいは農業金庫に回して使っていただけないものかということを私は申し上げたいわけです。おっしゃることと、現実に政治の面に行われているその日その日の政治は、違うのではないかということを私は申し上げているので、その点はいかがでしょうか。
○中村参議院議員 山村さんの御質問ごもつともと思いますが、私といたしましても、農業金庫といいますか、労働金庫以外のそういう庶民金庫について、いろいろの風評が新聞にも出ておりますし、また世の中が大体そういう傾向にあるということは身にしみて感じているわけであります。
これは島村次官からもお話があると思いますが、農業金庫の話が進んでおつたのでありますが、金庫自体としましては今のところこれも難航いたしております。しかし非常に低利の長期の金を土地改良に使いますために、見返り資金からのわくをつくつて、農林中金あたりに委託して非常に長期の金を安く出そうという話が進んであります。
あるいは復金、あるいは農業金庫、これらのものはあるが、将来はこしらえないという一点張り。また預金部の運営によつて地方資金は十分間に合つておる。こう言われておつたのでありますが、決して間に合つておらない。現に昨年におきましては、百十億円の地方資金でありました。そのうち政府は預金部から六十五億円をまわし、地方銀行に十億円を分担させまして、残りの三十五億の穴があいておつた。
錢を預けてある人には必ず或る程度まで貸す、又健全な企業に使う者に貸す、そうすれば健全な企業家も又貯蓄して呉れる、ただ今のところは預けていても借りることができない、私は參議院に出てからも、地方の人と附合つて見まするに、農業金庫とか何金庫とかいうところに金があつても、その金を借りるときには縣廳に願いを出さなければならん、又地方で借りるときには一月も二月も掛かるから、玉屋君、政府にお願いして、何とか方法はないものかと