1988-12-20 第113回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
そこで、冒頭お聞きしたいのは、圃場整備事業という事業が、農業近代化政策推進の柱としてクローズアップされてから恐らく四分の一世紀くらいになるのじゃないかと思うのですが、この事業推進の現時点における総括と申しますか、どういう点の特徴があった、あるいはどういう点に困難な問題が起こっているかということを、時間の関係もありますから、ごく簡単にひとつお聞かせ願いたいと思います。
そこで、冒頭お聞きしたいのは、圃場整備事業という事業が、農業近代化政策推進の柱としてクローズアップされてから恐らく四分の一世紀くらいになるのじゃないかと思うのですが、この事業推進の現時点における総括と申しますか、どういう点の特徴があった、あるいはどういう点に困難な問題が起こっているかということを、時間の関係もありますから、ごく簡単にひとつお聞かせ願いたいと思います。
三、農業近代化政策を再検討し、地域に根差した農業経営の健全な発展を目指す。四、総合的社会政策の視点から、農村の環境整備、福祉向上のための施策を拡大強化する。五、資源管理型漁業の確立、漁業用燃油対策の強化等により、漁業経営の維持安定を図る等を主張いたしております。 食糧生産は人口増加率に及ばない上、不均衡な配分の結果、現在ですら世界の三分の二の人々は十分な食糧を得ていない状況です。
わが国農民が意欲的に取り組むことのでき得る農業近代化政策を展開することが緊要であります。このためには、国が責任を持った、財政の裏づけのある農業改革のプロセスを示すべきであると考えるが、どうか。 なお、政府・自民党は、口を開けば総合農政の展開を主張しておりますが、その成果は全く見るべきものがありません。
政府による従来までの農業近代化政策は、生産性向上のみを追求し、農家の経営実態や農業生産の特性を無視した姿で進められた、こういうようにいろいろ批判も出ておるところでございますけれども、要するにこういった結果から耕地利用率の低下あるいは地力の減退、出かせぎ、兼業農家の増大、機械化貧乏、食品汚染、環境破壊、農薬中毒事故など、たびたび当委員会でも追及してまいりましたが、こういった矛盾と弊害がもたらされてきておりまして
第三に、重化学工業その他大企業への低賃金労働力供給と、安上がり農政の農業近代化政策、国有林事業の合理化による山村の過疎と住民の生活基盤の破壊、出かせぎ、一家ぐるみ、部落ぐるみの離村によって、林業労働力の不足が林業生産や森林経営の隘路になるという悪循環をうんでいることであります。 以上が示すとおり、今日、森林、林政の危機は深刻であります。
したがって、政府は、すみやかに確固たるビジョンを立て、抜本的かつ具体的な農業近代化政策を推進すべきであります。かかる意味から、当面する米作転換の推進については、基盤整備事業資金、農業者離農給付金等の増額をはかり、さらに農産物の安定供給と価格安定対策を強力に推進すること、などから対策費の大幅増額を要求するものであります。
このことは、先日来公表されているわが党の農業近代化政策に明らかにしているところであります。しかしながら、この法案そのものには反対なのであります。 以下、その反対の理由を申し上げます。 まず第一に、国の林業に対する基本方針が明確でない点であります。現在、一応産業経済的側面から林業基本法があり、国土保全的側面から森林法があるのでありますが、これらを総括したビジョンが確立されていない点であります。
として、反対意見が述べられ、自由民主党を代表して藤田委員より、「資金の取りくずしが農業近代化政策の後退であると即断することは妥当ではなく、財政資金の効率的活用の見地から、この際、適切な措置である。」との理由で賛成意見が述べられ、次いで、日本共産党を代表しまして須藤委員より、「農業基本法と一体をなす近代化資金助成制度は、農村の実態をますます悪化せしめるものである。」
むしろ発展的に拡大しようとするものでありまして、資金の取りくずしが農業近代化政策の後退を意図するがごとく即断することは、あまりにも観念的過ぎると断ぜざるを得ないのであります。
第一五 二号)(第二五五号)(第二五六 号) ○老朽農道橋架替等を国庫補助の対象 とするの請願(第一五三号) ○家畜共済関係国庫負担増額に関する 請願(第一五四号) ○漁港整備促進等に関する請願(第二 〇八号) ○バナナの輸入自由化延期に関する請 願(第二九六号)(第三三六号) (第三七一号)(第三七二号)(第 六五五号) ○食糧管理制度改正反対に関する請願 (第四五五号) ○農業近代化政策推進
(第六八号) 畜産物価格安定対策確立に関する陳情書 (第六九号) 同 (第七〇号) 畜産関係試験研究機関に対する国庫助成に関す る陳情書 (第七一号) 農産物価格安定に関する陳情書 (第七二号) 沿岸漁業振興に関する陳情書 (第七 三号) 農業近代化資金の利子補給率引上げに関する陳 情書 (第七四号) 農業近代化資金対策確立に関する陳情書 (第七五号) 農業近代化政策推進
この問題はあとで逐条審議の際に十分われわれは検討したいと思っておりますが、全体を通じて見まして、首相の考えておられることは、農業近代化政策を進めていく場合において農民政策が犠牲になるというこの矛盾をどう処理されようとしておるのか。農民が政府の農業基本法に対してこの審議の経過から見て非常に不安を持っておる。