2016-03-10 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○儀間光男君 なぜそれを取り上げたかというと、私の友人、先輩で、終戦直後、カナダのレスブリッジに農業移民した人がおるんですよ。十数年前、来いというので訪ねていったんですが、実に見渡す限りの畑で、ビッグファーム、トウモロコシをやっていたんですが、四方、地平線ばかりなんですね。その代わり、この農家一戸しかおらないんですよ。
○儀間光男君 なぜそれを取り上げたかというと、私の友人、先輩で、終戦直後、カナダのレスブリッジに農業移民した人がおるんですよ。十数年前、来いというので訪ねていったんですが、実に見渡す限りの畑で、ビッグファーム、トウモロコシをやっていたんですが、四方、地平線ばかりなんですね。その代わり、この農家一戸しかおらないんですよ。
移住者として、農業移民として成功している人は一人もいないという状況であります。もちろん、皆さん優秀ですから、選抜されて、試験されて選ばれてドミニカに送り込まれていますから、人間としては非常に優秀な方たちが行っているので、苦労して苦労して頑張って別なところで成功している人はたくさんいらっしゃいますよ。しかし、農業移民として成功している人は一人もいない。
さらに、重大提案はこのほかに、東亜日報によれば、北朝鮮の食糧難を根本的に解決するために肥料工場を北朝鮮に建設する、ロシアの沿海州地域に大規模農園を造成して北朝鮮住民の農業移民を実施する案、その他さまざまな案が具体案をもって、もちろん経済特区の問題も含めて、かなり詳細な提案として出されているということですね。これはすべて日本が関係してくるものなんですよね。
その際、元帥は、積極的に移住問題に触れ、自国民と同等の地位を有する自由農業移民を招致せんとするものであること、及び日本人移住者に対して土地家屋を無償提供するつもりである旨述べました。そこで、まず土地家屋の無償提供という話がございました。 次に、例えば、トルヒーリョ元帥は、昭和三十年九月、ドミニカを訪問した吉岡調査団長に対し……(川内委員「委員長、簡潔にさせてください」と呼ぶ)
先日の御答弁の中で、ドミニカ移民の中には成功している人もいるとおっしゃっていらっしゃいますが、これは大臣、配分された移住地で農業移民として成功している人は一人もいないんですよ。
それから、現在でも農業移民的なものはどんどん、相当大量に受け入れているという国であることとか、日本とは非常に環境といいますか、社会的諸条件が違うものでございますから、今日本で同じようなことをするということは非常に危険性を伴うだろうと私は考えておりますから、現時点でアムネスティー的な発想は持っていないのが私どもの真意でございます。
日系市民が、この地区においては主として農業移民という形で出ていったわけでございますが、そういう面での技術移転といった貢献もいたしておりますし、またそれぞれの国において定着をして、それぞれの国の経済社会発展のために貢献もいたしておりますし、また、日本との結びつきの大きなくさびになっておると私は思っておるわけでございます。
それから労働力の需給関係も、一ころのように非常に人が余るという形ではなくて、かなり人手不足の面も出ておるわけでございまして、また、以前のように所得水準の低い段階では農業移民が重点でございましたけれども、相手国の事情も次第に変化してまいりまして、技術、特に工業技術を身につけた移民を歓迎するというような傾向も出ておりますので、受け入れ国側の状況と日本の国内の賃金水準や労働力の需給関係、そういうものを見合
日本もだんだんと高い工業技術を持つようになってまいりましたから、そういう面では、おのずから、人が出ていって相手国で重要な役割りを果たすという面もふえてまいってきておるわけでございますが、従来の農業移民を中心にした形はだんだん変わりつつあるのではないか、そういうふうに申し上げたわけでございます。
○政府委員(河野義男君) 開拓団は、その閣議決定にもありますように、三年間の義勇隊の訓練期間を終えまして、それぞれの必要な地に入植されるわけでございまして、それぞれ農業移民でございまして本来の任務があるわけでございます。
それから、青少年組織の大綱というものもありますし、満州農業移民、移住計画というものもあるわけですが、これも御存じですか。
そこで、もう一つそれを進めていくならば、アルゼンチンなんかでも広い土地があいておりまして、この前行ったときでも、二千名ぐらいの農業移民をしてほしいというような意見もあったりします。
しかし、最近、ブラジルあたり、もう農業移民の場合はこれでいいのかと思ったら、コチアあたりでまだ二千名以上を超える有能な日本の青年の入植を待っている、こういう話もいま進んでいるわけでしょう。先ほど私が触れましたように、アルゼンチンあたりでは漁業移民を非常に強く要望する。ことに某社の記者が大統領に面談をした際に、むしろアルゼンチンでとった魚を日本で買ってもらいたいという要求まで出ているわけでしょう。
それから五十年の四月からですが、学校の方に照会をしてみましたら、ドミニカからの農業移民の引き揚げ者の方の子女が一人ぜひその高等学校の学級に入りたいという御希望があって、よく御相談申し上げて、入学していただくように措置を大体決めておるようでございます。
一五八 同(和田耕作君紹介)(第二八八二号) 一五九 靖国神社の国家管理反対に関する請願 (上原康助君紹介)(第二八三〇号) 一六〇 同外三件(河上民雄君紹介)(第二八三 一号) 一六一 同外一件(小林信一君紹介)(第二八三 二号) 一六二 同(吉田法晴君紹介)(第二八三三号) 一六三 同外三件(河上民雄君紹介)(第二八七 九号) 一六四 旧満州国開拓団員、国策農業移民及
農業移民というものが今度は技術移民というようなものにだんだん変わってくるという客観情勢もございまして、そういう意味でも、広い意味でのやはりこの協力関係ということに資してくるということでございまして、したがいまして、本事業団の全般としての広い目的で、その中に包摂して、総合的な意味で従来の伝統を持ったこの海外移住事業というものを生かしていき得ると、また、生かしていかなきゃいかぬという考えでやっていきたいと
同(稲富稜人君紹介)(第二八八〇号) 同(小平忠君紹介)(第二八八一号) 同(和田耕作君紹介)(第二八八二号) 靖国神社の国家管理反対に関する請願(上原康 助君紹介)(第二八三〇号) 同外三件(河上民雄君紹介)(第二八三一号) 同外一件(小林信一君紹介)(第二八三二号) 同(吉田法晴君紹介)(第二八三三号) 同外三件(河上民雄君紹介)(第二八七九号) 旧満州国開拓団員、国策農業移民及
あるいは石炭移住者というので、中南米に移住した農業移民ですけれども、この人たちの運命というものについて、かつて日本の在外公館からその点でのアフターケアの報告があったということを、私どもは寡聞にして知らないのであります。そういう意味での労務対策についての雇用の安定ないしはその後のアフターケアの問題という点、これを明らかにする必要がある。
いま一つ引き続いて御質問申し上げたいことは、満州国の開拓団員、国策農業移民の処遇改善に関する請願であります。これは恩給法の改正の中に、外国の特殊機関というのが旧満州帝国協和会など十一出ております。こういう何々公社というような公社の性格は、どういう性格であるのか私は詳しくは存じませんけれども、ここにつとめておられた方々は、公務員としての前歴がないんだけれども一応通算を認めてやろうということですね。
○旗野委員 総務長官のおことばを返すようでたいへん恐縮でございますが、この満州国開拓団員の国策農業移民に関する限りは、拓植公社と同様の取り扱いをなすべきであるということで、本委会において、開拓団員というものを加えるように修正をしていただく。そうでないとこれは非常に均衡を欠く問題でありますから、この点をひとつ委員長のほうでしかるべくお取り計らいをしていただきたいと思います。
ここらが給与だけの問題でありますか、あるいは国家公務員という国民から見て確かにエリートの存在ではありましても、本人たちが魅力ある自分たちの生涯のよりどころとして考えるのに少し価値観が変わってきたのか、あるいは民間のいろんな、日本の急速な科学技術の発展とか経済の進行等によります魅力ある分野というものが多くなってきた、海外移民なんかでも、まあ移民といえば大体農業移民でございましたけれども、最近はもう頭脳的
○竹内(黎)政府委員 お尋ねの海外移住事業団に対する行政監理委員会の意見につきましては、確かに中南米地域を主とするところのいわゆる農業移民が減少しておるのは事実であります。しかしながら、海外永住を目的とした移住者全体の数はこの数年間四千五百名前後でございまして、数字は大体横ばいでございます。
生じているようですが、一方は農業移民でも外務省がやる、一方では技術研究による援助でも農林省がやるということは、何か方針に二つの違いが生ずるように思うのですが、これはひとつ次官からお答え願いたいと思います。