2005-05-17 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
他人が利益を上げる農地を、使って得る、その利用をする水を、農業に全く関係のなくなった、農地は持っているけれども、地権者がお手伝いするかというと、最近の若い世代ドライですから、非常に合理的に割り切りますから、おれんちの糧にならないもの、潤いにならないものには一切金出さない、手間も出さないよと、こうなりますから、農業破綻というよりも集落の経営破綻が一気に加速度的に進みます。
他人が利益を上げる農地を、使って得る、その利用をする水を、農業に全く関係のなくなった、農地は持っているけれども、地権者がお手伝いするかというと、最近の若い世代ドライですから、非常に合理的に割り切りますから、おれんちの糧にならないもの、潤いにならないものには一切金出さない、手間も出さないよと、こうなりますから、農業破綻というよりも集落の経営破綻が一気に加速度的に進みます。
そこで、そういう状態の中で、これが自然現象としてこうなったのではなくて、やはり私はこれまでのあなた方の農政と言うと失礼になるかもしれませんけれども、そういう農政の中で、全く魅力のない農政、食えない農政、暮らしの立たない農政、こういうものを一貫して推し進めてきた中での集中的な農業破壊の現象と集中的な日本農業破綻の凝集したあらわれが、後継者問題一つとってもこのような形であらわれている、こう思うのですけれども