1968-04-24 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第28号
昭和三十五年のこの大蔵委員会では、私が一番最初に農業用ガソリン税問題を取り上げたわけであります。その後二年間はかり——おそらく大蔵省は地方に回しているんではないかと思うのでありますが、本年のベースでは、どのくらい農業用ガソリンの税金を地方財政に還元をいたしておりますか。これは主計局でもわかるのじゃないですか。
昭和三十五年のこの大蔵委員会では、私が一番最初に農業用ガソリン税問題を取り上げたわけであります。その後二年間はかり——おそらく大蔵省は地方に回しているんではないかと思うのでありますが、本年のベースでは、どのくらい農業用ガソリンの税金を地方財政に還元をいたしておりますか。これは主計局でもわかるのじゃないですか。
もう一つ、ついでですから、もう一問で終わりますが、大臣が約束してもどうも実行しないと思われますのは、先般の大蔵委員会で、農業用ガソリン税の見返り財源として完全還元をするという約束しておられる。政務次官が来て、決議に対して、これを実行しますと約束した。大蔵大臣もそういう約束をしておられるはずですが、ほんとうにことしも完全還元をされるのかどうか。この一問で終わります。
完全還元なんて言われなければ、目的税というものは別なほうに使うのだということになれば別ですが、ガソリン税にしても、農業用ガソリン税もあるし、御承知のとおり林野の中にもガソリンを使って伐採する機械もあるわけです。これはいろいろな外国のものが入ってくるから、外国のようにガソリンの非常に豊富なところでできたものを機械化する場合にやはり利用するので、ガソリンを使用するという形の機械が多いのですね。
次に、農業用ガソリン税について、前の予算委員会から懸案が大蔵委員会の小委員会に回っておりますが、この点について大蔵大臣の所見を聞きただしたい。
農業用ガソリン税の最近の状況について、ひとつこの機会にお話をいただきたいと思います。
○平林委員 それでは、こまかい問題については、文書をいただきまして、なおこの問題については、農業用ガソリン税の小委員会がございますから、またその際にお尋ねをすることにいたします。 きょうは私はこれで質問を終わります。
ことしは農免道路の農業用ガソリン税の分をまた入れて、若干ふやしておられますが、そのふやしたことが悪いというのじゃないのですよ。悪いのじゃないですが、まあ、これは雨夜の星といいますか、雨天のときに星をさがすようなもので、この資金を借りるのは富くじを引くようなものですよ。しかも償還にあたっては、据え置き期間がないから、翌年から戻さなければならぬ。こういうばかなことがありますか。
「農道整備事業については農林漁業用揮発油消費量の伸びの見込みを勘案して、予算の増額に努力し、なお農業用ガソリン税の減免措置について委員会において検討する、」と。越えて五月三十一日、青木委員長は「減免措置についてなお委員会において検討することになっていたが、その後三党間の協議により大蔵委員会において検討することとなったので、さよう御了承願います。」
農業用ガソリン税は、これは改めますと言った。ところが改められてない。改める約束で予算は通したのです、田中予算のときは。それがいままだ直っていない。物価の下方硬直性、これは直すと、この間の補正のときにも約束があった。努力しますと約束があった。それをしてない。それからノリの食管組み入れ、品質表示、これもちゃんと約束した、検討しますと言った。どこまで検討されたか。あげきたると切りがない。
一番最後の行にございますように、「農道整備事業等については農林漁業用揮発油消費量の伸びの見込みを勘案して予算の増額に努力し、なお農業用ガソリン税の減免措置について委員会において検討する。」ということでございました。
その申し合わせによりますと、農道整備事業等については農林漁業用揮発油消費量の伸びの見込みを勘案して予算の増額に努力し、なお農業用ガソリン税の減免措置については委員会において検討すべし、こういうことになっております。
請 願(第一五三四号) ○でん粉、ぶどう糖等の政府手持放出抑制並びに 国内糖価安定に関する請願(第五四三号) ○沖繩産糖全量買上げに関する請願(第一二〇二 号) ○砂糖キビ価格の安定及び砂糖全量買上げに関す る請願(第一七九三号) ○「砂糖の価格安定等に関する法律案」反対に関 する請願(第一九七四号) ○一般農道事業の補助率引上げ等に関する請願 (第七四八号)(第一三八〇号) ○農業用ガソリン税
本委員会において問題となりました農業用ガソリン税の問題につきましては、過般の理事会においてその減免措置についてなお委員会において検討することになっておりましたが、その後三党間の協議により大蔵委員会において検討することになりましたので、さよう御了承願います。 —————————————
六四 同(吉川久衛君紹介)(第四〇四九号) 六五 同(倉石忠雄君紹介)(第四〇五〇号) 六六 同(小坂善太郎君紹介)(第四〇五一 号) 六七 同(下平正一君紹介)(第四〇五二号) 六八 同(中澤茂一君紹介)(第四〇五三号) 六九 同(羽田武嗣郎君紹介)(第四〇五四 号) 七〇 同(原茂君紹介)(第四〇五五号) 七一 同(松平忠久君紹介)(第四〇五六号) 七二 農業用ガソリン税
井出一太郎君紹介)(第四〇四七号) 同(小川平二君紹介)(第四〇四八号) 同(吉川久衛君紹介)(第四〇四九号) 同(倉石忠雄君紹介)(第四〇五〇号) 同(小坂善太郎君紹介)(第四〇五一号) 同(下平正一君紹介)(第四〇五二号) 同(中澤茂一君紹介)(第四〇五三号) 同(羽田武嗣郎君紹介)(第四〇五四号) 同(原茂君紹介)(第四〇五五号) 同(松平忠久君紹介)(第四〇五六号) 農業用ガソリン税
その点ちょっと錯綜する答弁でありますから、念を押して伺っておきますが、それ以上に、私、大臣のただいまの答弁でなおお伺いをいたしませんければならぬのは、ただいまの御答弁にもありましたように、このスーパー林道は農業用ガソリン税の免税をしないかわりの見返りとして予算をうけた、そういう財政の裏づけでスタートをした意味の御答弁があったのでありますが、これは先週の農業機械化促進等の法律審議の際にも、私、大臣から
昭和四十年度は、医療費赤字処理、農業用ガソリン税負担引き当ての新規予算の計上、生産者米価の引き上げ、公務員給与のベースアップ、IMF増資に対する出資金負担など、現在すでに歳出補正必要額は一千億をこえているはずであります。政府は、参議院選挙が済めばこれらの財源確保に苦労しなければならないのは目に見えておるのであります。おそらく政府の方針は、財源がないから何もできないとの消極方針でありましょう。
昭和四十年度は、医療費の赤字処理、農業用ガソリン税の負担引き当ての新規予算の計上、生産者米価の引き上げ、公務員給与のベースアップ、IMF増資に対する出資金負担など、現在すでに歳出補正必要額は一千億円をこえるはずであります。政府は、参議院選挙が済めば、これらの財源確保に苦労しなければならないことは目に見えております。おそらく政府の方針は、財源がないから何もできないとの消極方針でございましょう。
農業用ガソリン税の問題にしても、水道の問題にしても、医療の問題にしても、三矢にしても、みな出している。書記長、幹事長で確認したけれども、きょう出した三矢の資料を見てくださいよ。あんなもの資料でも何でもないものを、独断的に判断して出しているだけです。これは力関係ですよ。
水産庁としては、ガソリン税の問題そのものがどういう結果になろうと、せっかく漁港関連の道路として出てきたものは、将来ともにこのこと自身として続けていくという方針のもとに、ことし実施に踏み出すのか、これはことによったら、農業用ガソリン税の取り扱いいかんによってはあるいは消えるかもしれぬ、こういう気持ちでやっていくのかどうなのか。
(拍手)また、国民の切実な要望である教科書無償配付や所得税減税を切り詰め、さらには、昨年の予算委員会で公約をした農業用ガソリン税の免税についても、これを税法上何ら実行せられておらないのであります。