2001-05-17 第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
そういう場合、循環型社会をという観点から農業を見詰めるならば、やはり農業の再生という面から考えても、農業生産過程の中で生み出し得るエネルギーや資材を十分に使いこなして、なおかつ、他分野において廃棄されたものまで農業の分野で吸収し得るという社会、それが人間の社会に貢献できる農業の姿ではなかろうかなと認識しておるところでございます。
そういう場合、循環型社会をという観点から農業を見詰めるならば、やはり農業の再生という面から考えても、農業生産過程の中で生み出し得るエネルギーや資材を十分に使いこなして、なおかつ、他分野において廃棄されたものまで農業の分野で吸収し得るという社会、それが人間の社会に貢献できる農業の姿ではなかろうかなと認識しておるところでございます。
このように農業生産過程に投入された資本が、その生産合理化の成果によって回収されないとするならば、組合員及び組合の経営は行き詰まるといった大きな問題が出てくる。このことを認識しておられるでしょうか。また、この原因はどこにあると考えられますか。
農産物を増産して農産物の輸入度合いを低減するとともに、農民の所得を増加して農家家計を引き上げることは、国民経済の観点からも、農家家計の観点からも、まことに大切なることでありますので、農業生産過程においての不労所得を追放することは、農業合理化の上から、まず第一に手がけなければならなかったので、敗戦の直後、昭和二十一年に自作農創設特別措置を行い、地主の不労所得をほとんど皆無にして不在地主や不適正耕作者等