1993-04-22 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
その結果によって、これは今までは高被害のところには高率の農業災害補償金を出しておった、これを一律にすることによって大きな負担をこうむる、そうした場合においては、あなたのようなかたくななことを言わなくて、財政措置を講ずる、激変緩和ですよ。過去においてはやったことがある。だから、そのことを十分検討いたしますか、どうですか。
その結果によって、これは今までは高被害のところには高率の農業災害補償金を出しておった、これを一律にすることによって大きな負担をこうむる、そうした場合においては、あなたのようなかたくななことを言わなくて、財政措置を講ずる、激変緩和ですよ。過去においてはやったことがある。だから、そのことを十分検討いたしますか、どうですか。
それから宇都宮の農業災害補償金の水増し事件でございます。この点に関しましては、昨月三十日に宇都宮地方検察庁へ神田大作氏外八名の連名で、栃木県農業共済組合連合会長の佐藤清一郎氏外三名を詐欺業務上横領で告発した事件がございます。目下この事件は、宇都宮地方検察庁におきまして関係者を詳細取調中であります。
○井本説明員 栃木県の農業災害補償金関係の事件は、先ほど御報告申し上げました通り、昭和二十四年度の災害補償の問題から始まりまして、すでにこれは古く問題になつた事件でございます。一度昭和二十六年当時に検討したようでございますが、いろいろ弁解その他の難点がありまして、事件にならずに告発人からも告発の取下げがありまして、古い事案につきましては一応犯罪の嫌疑がないということで不起訴になつております。
若し病虫害が異常発生いたしましたならば、それよりもよりたくさんの農業災害補償金の支拂をせなくちやならないのであります。それは昭和二十五年度及び昭和二十六年度の予算が明らかに証明しているのであります。そこでいつどこに病虫害が異常発生いたしましても、直ちに防除ができるようなふうに薬品及び器具を備え付け且つ防除員を待機せしむることが最も必要であると考えるのであります。
政府よりは廣川農林大臣、増田建設大臣、周東安本長官の各国務大臣の実地視察も行われたのでありますから、耕地の流失または埋没の復旧工事、排水用燃料の配給、冠水田水稻に対する病虫害の防除、罹災農家の食糧、飼料、種子、肥料の特配、家畜衞生対策、農業災害補償金の交付、長期低利営農資金の特別融資供米減額補正、麦の供出免責措置、納税の特例措置等々、応急的な対策に遺憾なき手が打たれることと信じて疑わないのでありますが
第七、食糧増産及び供出制度との関連により、農業災害補償金の仮支拂い、事前割当の減額補正、または排除と、生産者価格による還元配給、または来年度現物返還を約して飯米の前渡しを特に考慮すること。第八、罹災地に衛生、厚生物資及び応急復旧用資材として揮発油、燈油、軽油等の配給を行い、農業の種子、農業薬品等についてもすみやかに確保をはかること。第九、測候所等の気象設備の拡充強化をはかること。
公定価格で供出するところの農作物の農業災害補償金というものは全額国庫で負担して貰いたい。速かに農業災害の防止がでぎるように関係法を改むると共に、事務的及び資金的の措置を講じて貰いたい。共済組合が病虫害防除のための機械器具及び薬剤等を取扱う場合は農協と十分な連絡を取つて遺憾なきを期せられたい。共済組合の損害決定はできるだけ速かにして、以て供出及び課税の軽減に寄與するように指導督励せられたい。
その内訳を見ますと、災害発生による支拂金が九億一千五百千円、農業災害補償金が一億一千三百万円、こういうふうに解してよろしいでしようか。わかりましたら明細を承りたいと思います。