1982-02-10 第96回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
気象庁は、農業が国の重要な産業であるとの認識に立ちまして、先生がいま御指摘になりましたように、昭和三十四年から農業気象観測所を設置しまして農業気象業務に努力してきたところでございます。その後、昭和五十四年以降におきましては、いままで一道十六県に展開しておりました農業気象業務を地域気象観測システムの展開に伴いまして全国的に展開し、各都道府県に農業気象協議会を設置して、現在ほぼ終了いたしました。
気象庁は、農業が国の重要な産業であるとの認識に立ちまして、先生がいま御指摘になりましたように、昭和三十四年から農業気象観測所を設置しまして農業気象業務に努力してきたところでございます。その後、昭和五十四年以降におきましては、いままで一道十六県に展開しておりました農業気象業務を地域気象観測システムの展開に伴いまして全国的に展開し、各都道府県に農業気象協議会を設置して、現在ほぼ終了いたしました。
そして、そのために農業気候区というのを設け、専任の観測者を有する農業気象観測所を設けることというのを初めとして、将来は農業気象観測所に気象情報の解説の機能を持たせるように考慮することというようなことがこの答申で言われているわけですね。
ところで、昭和三十三年に気象審議会から「農林水産業に関係する気象業務の整備方針に関する答申」というのが出されておりまして、これを受けて気象庁では、昭和三十四年から十一年間にわたって、約十三億円余りの予算をかけて、農業気象観測所六百四十五カ所を設けるなど農業気象観測を充実させてきたところです。
その答申の中には、たとえば、農業気象観測所、これを設置しろ、統計調査、これもちゃんとやれ、長期予報もやれ。これは当たらなくてもいいとは書いてないですよ。精度の向上に励むことと書いてありますね。それからまた農業協議会の設置。こういう三十三年の答申を受けて、ずっと全国的に気象庁の方で農業気象業務の展開をやってきたわけですね。
それで、お尋ねがございました農業気象に関する情報の収集でございますが、昭和三十四年以来農業気象観測所というものを設けまして農業気象に関する観測を行ってきたのでございますが、その後気象審議会の気象情報の迅速化と各地方公共団体と密接に連絡をとるようにという答申六号を受けまして、気象観測をオンライン化しました地域気象観測システムというものを全国的に展開いたしまして、これでもって気象資料を収集いたしまして、
そういう点、従来の通報所の観測は、先ほど長官が説明しましたように、普通は一日一回ですし、農業気象観測所も九時の一回でございます。そうしますと、九時一回のデータで翌日の朝の霜の予報をしようとしますと、かなり精度が落ちるといいますか、その後の風や気温や天気の変化が補正しにくいわけです。
現在農業気象観測所は九州、東北、北海道の一部にはございますが、四国、近畿、東海、関東などにはないままになっております。九州や東北、北海道にあります農業気象観測所も、気象庁の報告によりますと一年に一回か二回故障を起こしておる。だが、予算を組まないのでこの故障を直してない。人が足りないので直せない。こういう状態が出ておるのでございます。
ところが最近における政府の動きは、気象観測に携わる観測員の削減をしたり、あるいは農業気象観測所の整備充実を見送るという、まことに時代の要請と逆行する方向をとっているというのが実情でありまして、今回の冷害に際しても、気象予報とその告知方法が不十分であるとして関係方面から強い不満が出ております。これは単に天災というよりも人災である、政治の貧困であると私は断ぜざるを得ません。
○高橋(浩)政府委員 いまの点につきまして、現在農業気象観測所と申しますのは、気象庁の職員がやっておるわけではございませんで、機械を備えつけまして、委託をしてやっておる状況でございます。 この点につきましてはいろいろ問題がございまして、委託をするということが非常に困難になってきております。
そこで、農業気象観測について少しお伺いしますが、「農業気象業務の現況 昭和四十五年四月気象庁」これで、一道十四県に農業気象観測所をつくっているのですが、台風の銀座街である四国にない。業務計画で見ますと、四国につくるということも書いてない。
それだけでは不十分だから、「気象現象の細かな地域変化も農作物に対しては影響するので、県内を農業気候区に区分して、その区域に農業気象観測所および補助農業気象観測所を設置する。」これがあなたたちの方針なんです。ところが四国、あそこいらがとまってしまった。そして、ことしの農業気象観測の予算もふえていない。去年もふえていない。
農業気象観測所につきましては、何ぶんにも昭和三十四年から展開を始めまして、その後気象学のわれわれの知識、それから観測の方法などが長足の進歩をいたしました現在から見ますと、当時展開してまいりました農業気象観測の方法というのが非常に時代おくれのものになっております。
さらにもう一つの問題は、農業気象観測所ですが、全国で置かれているのが一道十四県、四百十カ所よりないのでございます。台風銀座である高知を含む四国には一つも置いてない。私は、こういう体制はいけない、必ず必要なところには必要な分、置かなければならないと考えているわけですが、この二つに対して、まず農林大臣の方針を聞かせていただきます。
○津川委員 そこで、農業気象観測所のあるのが一道十四県で、ないところ、特に高知など四国に対してどうするか これを農林大臣から一つと気象庁から一つ、両方から答えていただきます。 特に気象庁にはもう一つ、長期予報でシベリアのほうに寒冷の変化が起きている。
それから、先ほど、この観測点は全国に千六百カ所ぐらいある、それからロボットも二百数十カ所あるのだという話でしたが、富山の場合は県内に乙種の観測所が六カ所しかない、農業気象観測所が十カ所ある、しかもお互いの連絡は電報であるというふうに書いていらっしゃる。そこで、今回のような雨になると、電報が間に合わないことが多いと書いてある。
福島県につきましては、農業気象観測所は、気象官署が五、農業気象観測所が十六、補助農業気象観測所が二十、計四十一カ所の観測所を設けておりまして、この県内の農業気象観測所から毎朝九時に、定時に気象の状況の電報が入ります。
気象庁の予算は、災害対策に何らかの意味で関係がございまして、非常に拾い上げるのはむずかしいのでありますが、特にきわ立って雪寒対策関係予算として明年度ついておりますものを申し上げますと、最初は、農業気象業務の整備で、新潟県と長野県に新たに農業気象観測所及び補助農業気象観測所を四十六カ所設けようというものでございます。
そこで長官、気象台に行ってみると、気象台が委託をしておるたとえば農業気象観測所から入ってくるいろいろな問題、連絡、通報、民間委託からやってくる雨量等に関する通報、それから何カ所か設置されておる気象台の観測所、そこから入ってくるもの、そういうものはいまだに電報、電話でやられておりますね。私は、電報、電話は近代的な設備でないとは言いませんよ。
そして今後、現地に先ほどおっしゃいましたように農業気象観測所というものがございますので、そういうような観測所から毎日、宮崎なら宮崎、あるいは鹿児島なら鹿児島にその雨量を報告するように手配をしておりまして、現在報告されているはずでございます。そういうふうにしまして、現地におきましては、雨の問題につきましてできるだけの対策を立てている現状でございます。
それから、この近くに農業気象観測所があるわけでございますから、この辺に何か連絡をなさる必要があると思いますけれども、その辺の連絡はどうなっておるのか。大体従来各省との現地における連絡が非常に悪いのでありますが、これは農業にも非常に関係がございますから、その辺の今後の連絡をどうなさるのか。その大土砂流の予報等については、今後どういうふうになさるおつもりなのか、お伺いしておきたいと思います。
新潟県につきましては、近い将来農業関係で農業方面の仕事を主としてやります農業気象観測所をつくりたいというように考えておりますので、○雪に対してもその観測所が相当の役割りを占めるものであろうかと考えております。
○小川(新)委員 それから農業方面で聞きたいのですが、農業気象観測所の整備というか、この雪に対してはどのような充実をことしからやられようとしておりますか。
金丸 冨夫君 平島 敏夫君 岡 三郎君 吉田忠三郎君 事務局側 常任委員会専門 員 吉田善次郎君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○理事の辞任及び補欠互選の件 ○国鉄東北新幹線建設に関する請願(第八号) ○長野県下に農業気象観測所
鯨岡兵輔君紹介)(第一一七九 号) 一一 熊本車両基地設置に関する請願(野田武 夫君紹介)(第一七七七号) 一二 関西本線久宝寺駅の停車回数増加に関す る請願(吉田泰造君紹介)(第二七八〇 号) 一三 長野県に気象レーダーの設置に関する請 願(井出一太郎君紹介)(第三三三五 号) 一四 同(林百郎君紹介)(第三三三六号) 一五 長野県に農業気象観測所
――――――― 七月十四日 長野県に気象レーダーの設置に関する請願(下 平正一君紹介)(第三四三三号) 同(中澤茂一君紹介)(第三四三四号) 同(原茂君紹介)(第三四三五号) 同(平等文成君紹介)(第三四三六号) 同(小川平二君紹介)(第三四九五号) 同(小沢貞孝君紹介)(第三四九六号) 同(吉川久衛君紹介)(第三四九七号) 同(小坂善太郎君紹介)(第三四九八号) 長野県に農業気象観測所
――――――――――――― 七月十三日 長野県に気象レーダーの設置に関する請願(井 出一太郎君紹介)(第三三三五号) 同(林百郎君紹介)(第三三三六号) 長野県に農業気象観測所の早期設置に関する請 願(井出一太郎君紹介)(第三三三七号) 同(林百郎君紹介)(第三三三八号) は本委員会に付託された。
それからもう一つ、農業気象観測所と申しまして、主として農業を目的としておるという観測所、御承知と思いますが、実は久慈市にも農業気象観測所が一カ所設置してございます。そういうように、雨が降りますと、そういうような観測所から通報が入ってくるわけでございますけれども、その点につきましては今後もう少し改善すべき点は考えております。
しかし、この岩手県というところにつきましては、早くから雨のための——雨のためと申しますか、川の洪水のために雨の観測点を展開いたしまして、またその後農業気象のために農業気象観測所というものをいち早く全国的でもトップに展開したところの県でございまして、あるいは御承知と思いますが、久慈には農業気象観測所がございます。