1958-04-17 第28回国会 参議院 農林水産委員会 第34号
これを見ましても、農業改良基金制度、あるいは有畜農家創設資金融通制度等、まあ五つ六つあるわけです。それに今度また酪農振興基金制度を追加されたわけです。それで、これらには全部理事長がおり何がおり、非常に機構的にいっても輻湊しておると思うんです。
これを見ましても、農業改良基金制度、あるいは有畜農家創設資金融通制度等、まあ五つ六つあるわけです。それに今度また酪農振興基金制度を追加されたわけです。それで、これらには全部理事長がおり何がおり、非常に機構的にいっても輻湊しておると思うんです。
それから近郊地帯の農業振興対策の強化、農地改良、農業改良基金制度等の国の基金制度の強化、こういうことを考えておるわけでございます。 最後にこの数字がございますが、この数字はIとございますのが、先ほど冒頭に申しましたように、十カ年の整備計画が定められておりますものにつきまして三十三年度の事業量を定めます正式の事業計画として取り上げました分がIでございます。
中心とする総合行政にふさわしい税体系を整備していただきたいことはもちろんでありますが、当面の問題といたしまして、東北七県の知事が決議をいたし、全国の知事会で決定をされました具体的な要望といたしましては、これは東北だけではございませんが、米産県が県外に出す移出米に対しまして、石百円、一升一円でございますが、石百円の農業奨励金を米の食管会計から出しまして、これを、現在資金で行き悩みになっております農業改良基金
しかし、それが食管から出すことになるとしますれば、食管から地方財政というものにつながりをつけることは非常に困難でありますので、農業改良基金——これは御承知のように今度新しく創設されましたが、その金をそのまま入れていただきたい。そうしますと、農業振興に出しておりました分が多少肩がわりもできますし、農業改良基金も非常に伸びますので、これは農林省としてもぜひともお考えを願いたい。
この中に今一つの問題として起っておりまするのが、東北六県はいずれも米の県外移出県でございまして、これに対して一石当り百円ぐらいのものを食管会計の中から、消費者にも生産者にもあまり影響を及ぼさないようにして、食管会計の中から農業改良基金というような形で、一体各府県に配分はできないか。こういうことになりますと、出ておりまする米の石数から考えまして、十三億くらいのものが出て参りはしないか。
実は農林省では来年度からば農業改良基金の方にこの病虫害の費用を入れようと考えております。さっき医者の話になりましたけれども、私たちが丈夫で一生懸命働いているうちは文句ないのでありますけれども、非常に忙しくなって働きます間に、やはりビタミンを飲んだり栄養をとったりいたしますけれども、やはりそういう方の費用は役所の方ではくれないのじゃないかと思うのであります。
来年度からは農業改良基金に肩がわりをされるというふうに私ども聞いておるのですが、そういうことではなしに、こういう不時の災害等に備えてやっていけるのは、やはり稚蚕共同飼育を徹底的にやっていくということが、凍霜害に限らず、台風に限らず、すべての災害に対して一番抵抗力を養っていくことであり、また産業の生産費コストを下げ、安全策の上からいっても非常にいいことだと思うのです。
これに対して現地側の要望は、農業改良基金の対象に防風林設置の種苗購入とか、あるいはそれに要する諸般の経費を農業改良基金のワクに入れてもらってやりたい、こういうことを言っておるのですが、御研究になりましたでしょうか。
第三点は、制度改正に伴うものでありまして、教育委員会、農業改良基金制度の創設等に伴いまして、単位費用の改訂をいたしております。 それから第四点は、目的税、軽油引取税、都市計画税等の創設に伴いました特定財源を増加いたしまして、単位費用を落しております。 これが大体の改正点の主なることであります。各項目別に、この四つの点が織りまぜてあるわけであります。
におきまして解決される面が多々ございますので、それらの努力は別途予算実行上において講ずることとはいたしましたけれども、そのほかにこれに予算の編成に当りまして、いわゆる補助金の整理の線からもこれの要望にこたえるという意味におきまして、主として農林省関係に多いのでございますが、これらの補助金、いわゆる零細として検査院あたりから特に指摘されることの多かった補助金を取りまとめまして、新たに各都道府県に農業改良基金
○大坪政府委員 もちろん御意見の通り、現在のところ地方といたしましては非常な財源難にありますので、御心配のように、地方財政といたしましてはこれは相当の問題じゃないかと思いますが、本農業改良基金は、御説明申し上げました通りに、わが国の農業の、特に農業改良普及の基本的な線といたしまして、今後私どもは、この基金制度を活用することによりまして、農業の改良発達をはかって参りたい、こういうこうな強い考え方を持っておるのでございます
まず第一に農業改良基金の創設についてであります。 わが国農業はその経営規模が零細で、所得水準も低く他産業部門に比べ生産力発展の自主的契機に乏しいため、国の強力な財政的支援を必要とすることは言うまでもないところであります。
三十一年度予算について見ましても、農産物増産対策費関係の補助金が十一種もなくなって、農業改良基金というものになっておりますし、また災害復旧費にいたしましても、七十二億円も削減されております。地方における過年災害の復旧状況から見ましても、こんなに不用になるはずはないのであります。
土地改良事業関係におきましては百十五億四千三百万円でございまするので、前年度の百十五億九千万円に比較いたしますというと、四千七百万円の減少となっておりまするが、耕土培養事業が新設予定の農業改良基金の融資対象として移しておりますこと、また三十年度は災害が非常に少かったこと等によりまして、十六億円減額いたしたものでございまして、災害復旧以外につきましては前年度と変りなく、むしろ非補助の土地改良事業に対しまして
この経費が縮小するという中で、特にわれわれが興味を持ちますのは、今度の新たに農林省から提案されておりますいわゆる農業改良基金の設置という方策であります。
次に、農政に関する問題でございますが、政府は、来年度において新農村の建設を提唱し、また農業改良基金制度を設け、所要の経費及び融資を計上しておるのであります。
○安田(善)政府委員 共同施設は、大臣のいわゆる適地適産をほどほどにやるということと照応しまして、なお一層農業経済を守っていく上に重要な施設だと思いますが、公庫分だけをとらえましても、今回の三十年度分の共同施設分のワクが減りました分は、無利子にして農業改良基金へ移した分が減っただけであります。農業改良基金の方ではそのワクは増しておるのであります。
政府は本年度から農業改良基金制度を設ける等、大幅に政策の転換を行なっていこうという方針に見えるのでありますが、昨年の十月公布になった自作農維持創設資金の貸し出し及び運用の問題についてであります。
農業改良基金及び農林漁業金融公庫の資金、農林漁業団体の指導金融など、積極的な援助を促進すると言っておりますが、そうしますと従来の助成や融資をこの新農村建設の方に全部吸い上げてしまう。全部と言わないまでも、重点的に吸い上げる、こういうふうに考えられるのでありますが、この点はいかがでございましょう。
まず第一に農業改良基金の創設についてであります。我国農業はその経営規模が零細で、所得水準も低く他産業部門に比べ生産力発展の自主的契機に乏しいため、国の強力な財政的支援を必要とすることは言うまでもないところであります。
それからなお農業改良基金制度というのが予定されておるようでございますが、これは、言うまでもなく補助から金融への移行という思想が中心になっていくと思います。これについては、着想そのものは私はおもしろいと思うのでありますが、何分にも、一戸当りの農家にかりに割り当ててみますと、百五十円か二百円足らずというふうな改良基金制度では、おそらく幾ばくのこともなし得ないではないか。
今度の農業改良基金制度のごときその一つの手始めともいえるのでありますが、これなども果してお上の制度としてやっていくのが適切であるのか、あるいは徳川の末期に日本の農村の復興に努められた二宮尊徳先生の報徳の仕法のような形で、農民もやはりそういった基金に出資をして、そうしてこの資金を効率的に利用していくというような行き方が、むしろ民主的ないい制度ではなかろうかというようなことも、実は考えられるわけなんですが
さらに農業改良事業の効率的な推進と、農家の自主的かつ共同的な経営改善を助長するため、新たに農業改良基金の制度を新設いたしたいと存ずるのであります。