1950-02-09 第7回国会 参議院 農林委員会 第3号
それで農業恐慌論等いろいろ問題もありますけれども、現実には御承知のように重税或いはシエーレの問題、或いは低米価の問題等々で農村、農業におきましては再生産を確保するということにおいても非常に困難を感じておるのであります。
それで農業恐慌論等いろいろ問題もありますけれども、現実には御承知のように重税或いはシエーレの問題、或いは低米価の問題等々で農村、農業におきましては再生産を確保するということにおいても非常に困難を感じておるのであります。
こういうような情勢下におきまして、一方では農業恐慌論が起り、他方では食糧の国内自給度の可能最大限度への高揚が叫ばれておるのでありますが、その間に処する農政、特に直接その担当者たる政府の側におきましては殆んど農政に見るべきものがなく、政策の貧困というよりはむしろ無政無策というのが率直に言つて実状でありまして、過般の総理の施政演説に竜ありましたように農政審議会を設けて、これからやるというような有様であります
○寺島委員 私は食糧確保臨時措置法に関する全般の質問は明日通告いたしました順序によつてやりますが、ただいま河野議員から、はからずも農業恐慌論について出たのでありますがただいまお述べになりましたような経済的恐慌ということが、純粋な経済現象の中にあるということは私もわからないのでありますが、ここに予見せられる農村恐慌というものについて、大臣でも事務当局でもけつこうでありますから、事明確に述べておいていただきたいのであります