1953-03-10 第15回国会 参議院 厚生委員会 第26号
向うのSAMBという役所でありますが、ステート・アグリカルチユア・マーケツテイング・ビユーロー、国家農業商品局、それが米を一手に統制をいたしておりまして、その役所と食糧庁代理でありまするビルマの総領事が契約をいたしまする政府貿易のものが半分くらいあります。これはビルマの特徴であります。そのほかにビルマでも国際入札で入れるものもございます。
向うのSAMBという役所でありますが、ステート・アグリカルチユア・マーケツテイング・ビユーロー、国家農業商品局、それが米を一手に統制をいたしておりまして、その役所と食糧庁代理でありまするビルマの総領事が契約をいたしまする政府貿易のものが半分くらいあります。これはビルマの特徴であります。そのほかにビルマでも国際入札で入れるものもございます。
政府貿易でございますと、食糧庁長官の代理であるビルマにおきます総領事と、ビルマの国家農業商品局——むずかしい名前でございますが、SAMBと訳しております——という役所がございまして、そこのSAMBの局長と、食糧庁長官代理ビルマ総領事というものが、売買契約をいたします。その売買契約をいたしました政府のものを、商社が代行人になつて日本に持つて参るわけであります。所有権は現地の船側渡しになります。
これを入れます経緯につきましては、ビルマ米は、政府対政府の貿易と、入札でやるのでございますが、この米は全部ビルマ国政府と食糧庁とが売買契約をいたしまして、ビルマでは国家農業販売局、農業商品局、そういう局がございまして、これが国営で輸出しておるのであります。食糧庁が直接ここと売買契約をいたしまして、現実売買契約は、現地の総領事が食糧庁長官の代理として実はいたしているのであります。