1986-12-11 第107回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
ただ、この掛金の国庫負担割合の引き上げにつきましては、農業共済制度全般にわたります国庫負担等が、六十年度の実績で見ますと一千億円を超えるという多額の財政負担を行っておる中で、また、いろいろとさらに厳しい状況のもとで合理化、、効率化も要請をされているという状況で今すぐこれをやるというのは非常に難しい問題であるとは考えておるわけでございますが、今後の畜産の動向なり加入の状況、あるいはまた財政状況等を見ながら
ただ、この掛金の国庫負担割合の引き上げにつきましては、農業共済制度全般にわたります国庫負担等が、六十年度の実績で見ますと一千億円を超えるという多額の財政負担を行っておる中で、また、いろいろとさらに厳しい状況のもとで合理化、、効率化も要請をされているという状況で今すぐこれをやるというのは非常に難しい問題であるとは考えておるわけでございますが、今後の畜産の動向なり加入の状況、あるいはまた財政状況等を見ながら
そこでまず大蔵省に、現在のこの農業共済制度全般についてどういうふうに考えられておるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
実は、これらの法案につきましては、昨年の第六十五国会のおりにも質問の機会をいただいており、その際には、農業共済制度全般にわたって、特に基本的な問題を中心に、最近の異常気象にも触れましてお尋ねいたしましたが、このたびの改正のねらいは、申すまでもなく、待望久しかった果樹共済制度の本格的実施という点にありますし、また、私の持ち時間も限られておりますので、以下、要点だけを簡明にお答えいただきたいと存じます。
一、農業共済基金の現行業務は、その融資対象が会員の事業資金の一部にとどまっているが、業務経費の融資、災害防除事業のための助成等業務範囲の拡大を図り、もって農業共済制度全般の健全な発展に寄与しうるよう所要の措置を講ずること。
なお、この質疑を終わりまして、若干農業共済制度全般について引き続いてお尋ねをいたしたいと考えております。 そこで、まず第一に、このたびの改正でございますが、この改正によりまして増資をするという案がありますが、この増資の直接の原因になりましたのは、四十年度に行なわれました連合会の不足金のたな上げ措置、これが今度の改正の直接的な原因であると思います。
政府が農業共済制度全般の健全な運用をはかるためにさきに十五億出資し、今回また三億出資するわけでございますが、御趣旨のように、できるだけ連合会に対する資金のコストを安くする趣旨で出資をいたしておるわけでございますから、特別にそれ以上に金利の負担といいますか、利子補給というふうには私ども考えておらないわけでございます。
○田澤委員 ただいま議題となっております農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案に関連して、さらに農業共済制度全般にわたって農林省並びに大蔵省にお伺いをいたしたいと思うのであります。
○武藤委員 本日は農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案について、さらにこれに付随をする農業共済制度全般にわたっての政府側の見解あるいは現状、対策、そういうものについてお尋ねをしてみたいと存じます。
記 一、農業共済基金の現行業務その融資対象が会員の事業資金の一部にとどまっているが、業務経費の融資、災害防除事業のための助成等業務範囲の拡大を図り、もって農業共済制度全般の健全な発展に寄与しうるよう所要の措置を講ずること。
○政府委員(高橋衛君) 先ほども関根委員からも御質疑のあった問題でございますが、その前にこの農業共済制度全般の問題として、この問題が百億以上の国費を支出しながら、必ずしも十分に農民諸君の満足を得られてない実態から、この制度の根本的な改訂を行う意思がないかという点の御質疑でございますが、御承知のように、この制度につきましては、ずいぶん長い間政府その他の関係におきまして御検討を願いまして、ようやく昨年制度
○政府委員(武田誠三君) 今の御質問でございますが、これにつきましては、技術的なこまかいものは農林経済局長からお答えいただくことが適当だと思いますが、今日はお見えになっておられないのですが、現在審議会で農業共済制度全般につきましていろいろ検討しておりますので、それらの結論とも相待って、共済制度が適正に運営ができるようにいたして参りたいというふうに考えているわけでございます。