2010-03-16 第174回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
その上で、WTO交渉の中の農業交渉に限って見れば、農業交渉議長が提示した最新の農業モダリティーに関する議長テキストは今から一年三か月前となる二〇〇八年十二月六日の第四次改訂版でありまして、それ以降新たな提案はなされておりません。
その上で、WTO交渉の中の農業交渉に限って見れば、農業交渉議長が提示した最新の農業モダリティーに関する議長テキストは今から一年三か月前となる二〇〇八年十二月六日の第四次改訂版でありまして、それ以降新たな提案はなされておりません。
次に、農業モダリティーに関する最新の議長テキストは提示されましてから一年以上にもなり、その内容が妥結に向けて既成事実化したようにも見えます。仮に、現状の農業交渉議長テキストの内容で決着するとなりますと、我が国への経済、とりわけ農業に対する影響は極めて大きいものがございます。議長テキストの第四次改訂版のまま妥結するようなことは絶対避けなければならないと思いますけれども、大臣の見解をお願いいたします。
今後、この枠組み合意の下で食料輸入国の主張を十分に反映した農業モダリティーが確立されるように、G10諸国あるいはまたそれぞれ引き続きいろいろの国々としっかり話合いをして、このモダリティーが確立されるように努力をしてまいりたいと、このように考えております。
私たちも関心を持たなければならないと思っておりますし、もう一つは、三月末までに農業モダリティー確立ができなかったという現状の中で、いわゆる日本の主張に対して開発途上国の支援を拡大していくことができるのか。一番有効策というのは何なんだ。
特に、私どもも要請を受けました、その中で、特に農業の多面的機能など、非貿易的関心事項が反映された農業モダリティーの確立を図ってもらいたいとか、各国の食料、農業事情を無視した関税の一律的かつ大幅な削減や輸入数量の大幅な拡大を断固拒否してもらいたいとか、また、ミニマムアクセス制度の見直しを実現し米の総合的な国境調整措置を堅持してもらいたいとか、こういうような特に三項目が強い要望であったと記憶しておるわけでございます