1976-03-04 第77回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
○工藤良平君 もう時間がまいりましたですから、あと農機具関係で私かなり時間をとるつもりだったんですが、これは全く触れるような時間がなくなりましたので、最後に農林金融政策についてちょっとお聞きをしておきたいと思います。 昨年の十二月の委員会で私は大臣にも特に要請をし、大蔵省の理財局の方にも要請をいたしまして、農林金融に対する枠の拡大ということで要請をしてまいりました。
○工藤良平君 もう時間がまいりましたですから、あと農機具関係で私かなり時間をとるつもりだったんですが、これは全く触れるような時間がなくなりましたので、最後に農林金融政策についてちょっとお聞きをしておきたいと思います。 昨年の十二月の委員会で私は大臣にも特に要請をし、大蔵省の理財局の方にも要請をいたしまして、農林金融に対する枠の拡大ということで要請をしてまいりました。
すでに各委員の質疑の中で十分に論議が尽くされていると思いますけれども、私は農林金融政策の全体の問題についていろいろとお聞きをしてまいりたいと思います。すでに十分御承知のとおりに、農林漁業金融制度が制定をされまして、中金法においては五十年の期限が切れるというような状態でございますし、さらに公庫資金の制度につきましても、二十年という歳月が流れてまいりました。
そこで、その金融が非常に複雑であるということでございますので、金融の近代化という点にもいま検討を続けて、なるたけ簡素に、そうして長期に、そうして低利に、ほかとの関係もありますから、私一人で言ってもなかなかそうはうまくできないのですが、そういう方向をもって農林金融政策をやっていきたい、こういうふうに思っています。
それに対しては、無担保、無利息の金融制度を農業政策として、農林金融政策として打ち出す以外には、この問題の解決の方途というものは大きい筋としてはない。その所信だけはお捨てにならないで、今後ただ単に農業用ガソリン税の問題に関連するのみならず、先ほどから私が申し上げました原資のあり方等についても、御検討になってしかるべきである。
ですから、農林金融政策としては、旧債の借りかえ対策ということをやらないと、新しく融資をしても、そこへみんな流れてしまう、あるいはそのためにストップをしてしまう、こういう弊害がある。たまたまそういうふうな措置として、漁業の場合にはこのような制度があると私は解釈をしたわけです。
そして、市町村と最も深い関係のある公営企業金融公庫の手によって貸付制度まで開いたというようなことで、四分五厘の金利で二十年間の据え置きというような、実にわが国の農林金融政策としては画期的な金融制度ができたということで、しかも公有林については全額貸付という制度が実はできたわけです。
このほか農林金融政策、蚕糸対策、抑留漁夫の援護対策、農業法人の課税上の取扱いの問題等細部にわたり熱心な質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願いたいと存じます。
大臣に一、二点伺っておきたいのでありますが、政府の農林金融政策についてであります。政府は本年度から農業改良基金制度を設ける等、大幅に政策の転換を行なっていこうという方針に見えるのでありますが、昨年の十月公布になった自作農維持創設資金の貸し出し及び運用の問題についてであります。
これを二銭七厘、一割とか、一割五分とかにすることは、先ほど来の湯河理事長の農林金融政策についての思想と少し私は違うと思うので、十分御検討を願つて、私は具体的に即答を求めたわけではございませんが、併しさらばと言つて今日明日中に具体的な回答を得たいと思います。他の委員のかたも御質問が非常に多いようでございますから私はこの辺で終ります。
このためには農地の改良、造成、災害の復旧及び防止、治山治水の徹底、あるいは農林金融政策の推進または生産意欲の高揚等によりまして、国内食糧自給度の向上、農業経営の改善向上をはかり、国民生活の安定を期するとともに、輸入食糧の低減に資しまして、貿易改善を強力に推進する必要があろうかと思うのであります。