1988-10-19 第113回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
六十年に農林登録されました沖縄県のNIF4とか鹿児島県のNIF5、こういったものの開発が進んで普及段階に入っております。
六十年に農林登録されました沖縄県のNIF4とか鹿児島県のNIF5、こういったものの開発が進んで普及段階に入っております。
サトウキビの優良品種種苗の供給の問題につきましては、御承知のように国の種苗管理センターの農場におきます原種生産、またサトウキビの種苗安定確保事業を通じまして原種圃の設置に対しても助成を行っておりまして、優良種苗の安定供給に努めているところでございますが、九州農業試験場で育成されました早熟性の高糖分でかつ多収性であり、黒穂病等の病害にも強いNiF4という沖縄向けの品種が六十年農林登録をされるところまで
そしてまた昭和四年からいわゆる農林番号という登録制度が発足しておりまして、その農林登録制度の発足以降でございますが、国の成果といたしましては、例えば水稲でありますれば農林百号に当たりますコシヒカリの育成でありますとか、あるいはリンゴでありますと農林一号に当たりますふじ、こういった大変現在でも農業に貢献しておりますような大きな品種、こういうものを含めましてこれまでに千九十四品種を農林登録として育成してございます
昨今、大豆につきましてもかなり広域的な普及性を持った新しい品種が次々に開発されてきておりますので、そういったものをベースにいたしまして普及に努めておるわけでございまして、すでに農林登録品種の作付比率が全体の七〇%ほどになってきておりますので、さらにこういったものを引き上げるとともに、今後とも、なお手がけております新しい品種がございますものですから、そういうものの完成を待ちまして、一層いい品種を導入してまいりたいと
そこで、御指摘のございました品種の問題でございますけれども、実は世の中で余りはでに取りざたされるということはございませんが、五十三年以降でいわゆる農林登録品種といたしまして十五品種が新たに登録されておりまして、その農林登録品種の作付シェアは五十二年で三五%前後でございましたが、五十七年では七〇%ということで、急速に拡大をしてきておるわけでございます。
また、昭和五十五年には新品種農林登録五十周年記念というのを行いましたが、その折に、育種功労のために非常に功績のあった方に対して、これも二十一名でございますけれども、やはり多数の方を表彰しているという状況でございまして、施設の充実あるいはまた育種の保存等の面にも十分努力をするとともに、またその研究者に対しても今後手厚いひとつ待遇をしてまいりたいと、かように考えております。
○政府委員(岸國平君) ただいま宮田先生の御指摘のように、米につきましては明治二十六年に農事試験場が初めて創設されましたけれども、それ以来九十年近く試験研究の面で、特に品種の育成ということを中心に非常に大きな努力を重ねてまいりまして、今日農林登録の品種だけでも二百六十七品種できております。
これも農林省は競馬までやっているわけでございますけれども、昭和十四年に国光を母親、それからデリシャスを父親として交配し、結実した五百九十六個体の中から昭和三十二年に選抜、三十七年に「ふじ」として農林登録された、こういうことでございますね。かつては紅玉、国光というのがこれが主流だったと思いますけれども、いまはスターキングデリシャス、それから「ふじ」、これが大きな流れになっているようでございます。
この育種の検討と申しますと、これまでやってきましたところの成果についての評価、それから新たな優良な品種ができました場合に、これを農林登録番号を付して命名登録をするにふさわしいものであるかどうかについての多角的な検討、こういったこともこういった育種会議の席でも行われておるわけでございます。
そういうことで品種改良に取り組んでおりますが、昭和四十七年に新品種NI1、それから昭和五十二年に、株出し性能が高くかつ多収の品種でありますNINの2という新品種を開発をいたしまして農林登録をいたしており、逐次普及に移しているところでございます。