1986-05-14 第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
そしてまた昭和四年からいわゆる農林番号という登録制度が発足しておりまして、その農林登録制度の発足以降でございますが、国の成果といたしましては、例えば水稲でありますれば農林百号に当たりますコシヒカリの育成でありますとか、あるいはリンゴでありますと農林一号に当たりますふじ、こういった大変現在でも農業に貢献しておりますような大きな品種、こういうものを含めましてこれまでに千九十四品種を農林登録として育成してございます
そしてまた昭和四年からいわゆる農林番号という登録制度が発足しておりまして、その農林登録制度の発足以降でございますが、国の成果といたしましては、例えば水稲でありますれば農林百号に当たりますコシヒカリの育成でありますとか、あるいはリンゴでありますと農林一号に当たりますふじ、こういった大変現在でも農業に貢献しておりますような大きな品種、こういうものを含めましてこれまでに千九十四品種を農林登録として育成してございます
そこで、こういった農林省の命名登録制度にのって農林番号をつけられております作風は、そのものとして大変値打ちのある優良なものということになっておるわけでございますが、民間育種との関係でございますけれども、私どもといたしましては、それ自体として非常に価値のあるものをそのまま増殖をすれば大変りっぱなものになる、人の食べる物として、食物として非常に優良な性質の食品であるというものを開発することは当然でございますが
これによりまして育成した品種のうち、すぐれたものにつきましては農林番号をつけましてこれを公表し、普及に移しております。 また、民間の育種につきましては、国は育種に関する基礎的技術の開発、育種の素材となる種苗の導入、それから育種母材の提供等といった面から、民間育種の振興に寄与しているところであります。
園芸試験場も相当力を入れて新品種その他をつくっておりまして、たとえば、戦後だけでも、桃五つ、ナシ四つ、カキ一、クリ三、リンゴ一、ミカン二、合計十六品種、これは農林番号の登録品種になっているものでありますが、そういうふうに続々つくっているというふうに申し上げていいのではないかと思います。
、紅玉あるいは国光等の需要が伸び悩みでございまして、それを反映いたしまして、先ほどお話のございましたような新品種あるいは優良品種というものが植栽されておるわけでございまして、これをどうきめるかということにつきましては、最終的にはその農家の御判断にまかせるわけでございますけれども、新品種の対策といたしましては、国におきまして試験研究機関で育成されました新しい品種、優良品種というものにつきましては、農林番号
なお不十分な点があろうかと思いますが、国及び国の地域の農業試験場、そこで育成をいたしましたものを国が農林番号をつけまして、それを今度県の試験場を経まして生産力の検定をいたしまして十分な品種として育成された場合に、それを県が奨励品種ということで決定してまいっております。
すでに桃やあるいはクリにつきましてはこの試験場におきまして農林番号の品種も出しておるような状況でございます。それに、支場といたしましては、東海・近畿の園芸部が興津にございますが、これが柑橘、カキを対象とする。それから、東北の厨川農業試験場の園芸部がリンゴを研究の対象にいたしておるわけでございます。
米を中心としたものには相当農林番号を打ったものができ、また、それが相当の速度でもって普及をいたしております、しかし、残念ながら、果樹を中心としましては、従来きわめてその研究がおそい。また、あっても、その育苗その他について大規模な国の助成あるいはその他の対策に欠くるところがありまして、新品種の普及というものは遅々として進んでおりません。
その点のことについては個々に農林省のほうにも、農林番号を打つて稲のようにかなり全国的に共通性を持つたものというふうな品種があるものとないものがありますが、あるものについて希望があれば他県のほうからやる。畑作については各県は県内で大体やれる。私はずつと青森から福島まで廻つて来ましたが、大体そういう状態であります。県内でのそういう品種改良というふうに任しておるわけであります。
その他農林番号を打つてその後にできたものにつきましても、陸羽一三二号は非常にいい成績を示しているものが多いというような意味からいつて、当時の冷害対策をやりました効果というものは、相当出ております。
農林番号のついたものとの交配で三代目だといつておりましたが、約一反か一反余りのところの採種穂に八番線の鉄条網を張つて、不寝番を立てて種の盗難等を防いでおる現状を覗いてみたわけでありますが、あの冷害のさ中に穂もたわわに充実しておる、刈取りの一歩手前の実にりつぱな成育ぶりを示しておる、それをいろいろ話を聞いたわけでありますが、このものはまだ固定してない、ちようど斑牛のように、その父親の系統の出たところと