1985-03-27 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
○田中(恒)委員 金融三法と称されます本法の提案に当たりましては、これまでの農林漁業金融政策の運用を通して関係諸機関あるいは行政当局において問題にされておったような諸問題、あるいは最近の我が国の内外の金融情勢の非常に激しい変化、特に農林漁業そのものの大きな変動の中でこの金融関係法案の改正がなされた、そういうふうにお聞きをしておるわけでありますが、この金融関係の法案、正直言いまして、金融の問題は、世の
○田中(恒)委員 金融三法と称されます本法の提案に当たりましては、これまでの農林漁業金融政策の運用を通して関係諸機関あるいは行政当局において問題にされておったような諸問題、あるいは最近の我が国の内外の金融情勢の非常に激しい変化、特に農林漁業そのものの大きな変動の中でこの金融関係法案の改正がなされた、そういうふうにお聞きをしておるわけでありますが、この金融関係の法案、正直言いまして、金融の問題は、世の
たとえば金融政策では、農林漁業金融政策を進めても、五十五年度までにはおよそこの程度枠が必要であろうという計画を立てている。そして融資枠の拡大とか、利子補給をどうするとか、これもまた県だけではできないという問題もある。
なかんずく、農林漁業金融政策については、超低利長期の条件をもって農富な資金を投下するため、現行の金融諸制度を根本的に改善すべきは当然でありますが、いまもってこれが実現を見ないのははなはだ遺憾とするところであります。
(拍手) 次に、私は農林漁業金融政策についてお尋ねいたしたいのであります。経済長期計画に見合う長期貸付資金を確保いたすとすれば、おそらく八百億円に近いものとなると思われますが、しかるに、明年度資金計画による農林漁業金融公庫の融資ワクは二百八十五億円に決定せられているようであります。この額は本年度より二十五億円の増加でありますが、その資金の質ははなはだしく劣悪化しているのであります。
要するに、農地担保金融の重要なることは申し上げるまでもありませんけれども、今日さらに重大なることは、従来すでに取り上げられておりまするところの諸種の農林漁業金融政策の充実にあるのであります。