1999-05-19 第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
例えば、地方農林水産業費というようなものを拾ってみますと、普通建設事業費が七割を超えている。今や農政は土木建設事業に傾斜をしている。第二建設省みたいじゃないかという批判が実はあるわけですね、率直に言って。 補助事業も地方農林水産業費の五〇%を超えている。これは異常な事態になっているのではないか。地方の農林水産業費も補助事業を中心とした普通建設事業を行う、こういう構造になっている。
例えば、地方農林水産業費というようなものを拾ってみますと、普通建設事業費が七割を超えている。今や農政は土木建設事業に傾斜をしている。第二建設省みたいじゃないかという批判が実はあるわけですね、率直に言って。 補助事業も地方農林水産業費の五〇%を超えている。これは異常な事態になっているのではないか。地方の農林水産業費も補助事業を中心とした普通建設事業を行う、こういう構造になっている。
一方、減っている方を申し上げますと、道路・橋梁費が二ポイント弱、それから農林水産業費がこれも二ポイント弱ぐらいシェアが減っているというような状況になっております。
本県のように農家戸数が東北の平均に比べて一〇三%と多く、農業従事者も一一〇%と上回りながら、農家一戸当たりの生産所得あるいは農業従事者一人当たりの生産所得は、それぞれ八九%、七二%と東北平均を下回っている県では、農業施策に力を入れ、農林水産業費の金額もあるいは構成比も東北平均よりも高いわけであります。こういうところでは、今回の措置の痛手も多いわけです。
さて、農林水産業費でございますが、昭和五十九年度の村の農林水産関係の予算でございますけれども、資料にもございますとおり、国の補助事業等については、農村基盤整備あるいは農業集落排水事業等を通じて約四億五千万ほど事業を実行いたしております。農林水産業費自体の予算全体では、人件費等を加えまして約六億程度になっております。