1952-01-24 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
更に非常にまずいことには、二十四年度予算で予備費が減らされて以来移用という制度を設けまして同じ款の中で、同一の所管の中で款が同じであれば、部局が異なつても項が異なつても移用ができるということになつておりますので、結局予算書がこういうふうに非常に複雑に分れております上に、更に同じ款、これはこの例で申しますと、産業経済費がいい例だと思いますが、農林業費というのがこれが款でございます、従いまして、複雑に分
更に非常にまずいことには、二十四年度予算で予備費が減らされて以来移用という制度を設けまして同じ款の中で、同一の所管の中で款が同じであれば、部局が異なつても項が異なつても移用ができるということになつておりますので、結局予算書がこういうふうに非常に複雑に分れております上に、更に同じ款、これはこの例で申しますと、産業経済費がいい例だと思いますが、農林業費というのがこれが款でございます、従いまして、複雑に分
移用ということになりますと、現在我々で移用を抑えておりますのは、若し移用というものを無制限……これは勿論制限はついておりますが、そうしますと、公共事業費を終戰処理費に使つたり、或いは平衡交付金に使つたりというようないろいろな乱れが起りますので、現在抑えておりますのは同一の部款の間、つまり産業経済費という部があり、その下において農林業費という款があり、その下に数個の項が分れてありまするが、農作物調査費
或いは農林業費という款でありますが、ほかの款から持つて來て移用ができるものもあります。これは具体的に人とそれに伴う経費というものに当らないと何とも申上げられません。