1957-04-13 第26回国会 参議院 決算委員会 第24号
これはもう私は全く農林当局そのものの指導監督における、非常に大きな、私は先ほどもちょっと大臣にも申し上げたが、責任問題であると思うのです。
これはもう私は全く農林当局そのものの指導監督における、非常に大きな、私は先ほどもちょっと大臣にも申し上げたが、責任問題であると思うのです。
もちろん、全購連内部における自主監査のきわめて不徹底な、むしろ当然やるべき検査すらが、予算がないとか、人員が足りないとかいうことは一応の理由といたしましても、とにかく私は責任のある検査がなされておらなかったということが一つ言えると同時に、これは農林当局そのものも私は責任の立場にあることを考えてみた場合に、非常に、三年間にわたってこういった問題について事前に発見できなかった。
金額の多寡は別として、また元利をつけて返す返さないは別として、とにかく国家予算の中から補助金を出しておる、ところが現実は、内容をあげてみると、五億円に上る含み資産を持っておったというようなことについては、私はこれは農林行政、ことに肥料行政については、農林当局の怠慢ないしは農林当局そのものが一体どういう検査を行なっておったか、こういうことについて非常に大きな疑惑を持たなければならない。