1978-03-18 第84回国会 参議院 予算委員会 第14号
○国務大臣(中川一郎君) 今度かなり公定歩合が下がるということで、金利問題が、むしろ農村金利が高いんじゃないかなんというようなことになりましても大変でございますので、今後の推移を見ながらこれまた検討してみたい、こう思っております。
○国務大臣(中川一郎君) 今度かなり公定歩合が下がるということで、金利問題が、むしろ農村金利が高いんじゃないかなんというようなことになりましても大変でございますので、今後の推移を見ながらこれまた検討してみたい、こう思っております。
今日の経済の伸びの状態からいって、農村負担というものが過重にならないようなことを考える、それがために農村金利が下がらなくてはいけないといわれておる。今度天災融資法は特別に三分にしたとおっしゃいますけれども、竿頭一歩進めて、もっと安いような、農民がほんとうに立ち上がるための資金対策でございますから、無利子にする、こういうようなところまで当然前進すべきものである、かように私たちは考える。
○玉置分科員 と申しますのは、ことし農林大臣に就任以来農村金利について非常に御苦心をいただきまして、その額は十分とは言えませんけれども、三分五厘のともかく初めての芽を出していただいたということにつきましては、日本の農民が非常にありがたく思っております。そこで問題は、畜産の導入には幾らだとか、草地改良に何割の補助だとか、全部物について今までは補助金がついて回っております。
そのためには現在の農村金融の実情を根本から一ぺん考え直さなければ、これ以上金利を下げることはなかなかむずかしいという立場に立ち至っておるわけでございまして、できるだけ努力いたしまして、来たるべき際には何とか農村金融そのものを全面的に一つ考え直して、そして農村金利の引き下げに努力いたしたい、かように考えます。
いずれ政府といたしましては、抜本的に世界各国の農業金融形態もしくは農村金利等と相関連して日本におきましても考慮いたさなければ、最後にお尋ねになりました世界経済の共同化というようなものに対処をいたさなければならないときがもしきましたならば、わが国の高い金利をもってするところの農業がいかに不合理であるか、不利であるかというようなこと等も考えなければなりませんから、なるべく早く、農村金融につきましては抜本的
一、極端なる零細農形態 二、きわめて不利なる小作條件下における小作農の夥多 三、きわめて高率の農村金利のもとにおける農村負担の重圧 四、商工業に対比し格段に農業に不利なる政府の財政政策 五、農民の利害を無視せる農民ないし農村團体に対する政府の権力的統制 日本農民の解放は、このごとき農村の基本的禍根が徹底的に菱除せらるるに至るにあらざれば進行を始めないであろう。と述べております。
私の知つておるところの、これは名前は出しませんが、某地方銀行のごときは、農村金利などというような年に一割かそこいらにしかならないものには、とても金を貸しておくわけにいかない。われわれは何とかして金をまわすならば、月一割くらいでもつて十日か十五日でもつて金の貸り手はたくさんある、こんなひき合わないものはやらないのだ、と断つておる実例もあるのであります。