1996-02-16 第136回国会 衆議院 予算委員会 第14号
それはそれとしまして、この住専問題に関しまして、実は村山前総理は、住専処理への税金投入を決めた閣議決定の記者会見、これは去年の十二月の二十日の未明だったと思いますが、農協系金融機関は零細な農家の上につくられており能力の限界がある、混乱をさせないための農政上の判断だというようなことを言っておられまして、この政府案の本質が農村救済にあったということを明確にしておられますし、最近も富山市におきまして記者会見
それはそれとしまして、この住専問題に関しまして、実は村山前総理は、住専処理への税金投入を決めた閣議決定の記者会見、これは去年の十二月の二十日の未明だったと思いますが、農協系金融機関は零細な農家の上につくられており能力の限界がある、混乱をさせないための農政上の判断だというようなことを言っておられまして、この政府案の本質が農村救済にあったということを明確にしておられますし、最近も富山市におきまして記者会見
○愛知委員 この間の、自民党に大蔵省が出した「住専問題Q&A」というのが報道されておりまして、その中に、今度の仕組みは、農村救済、農村優遇ではないかということに対して、そのとおり、こういう答えをしているということでございます。 農村、農家、これは預金者です。
一番肝心な、不景気だからいわゆる政府財政投融資で公共事業をふやそうとか土建業をやらすとか失業救済、農村救済の土木工事をやろうということで景気浮揚をしてきたのが、いままでのしきたりです。そのしきたりをここで破ってしまって、肝心の政府投資をマイナス三%にしておいて、なおかつこれは三・四%の実質ですよ。あなたは景気浮揚策とおっしゃるのだが、これはどうしても私どもはのみ込めないのです。
返ってくる金なんでございますから、助成とか補助というものはなかなかめんどうだから、融資に切りかえて、そして農民が再び立ち上がるための資金にするわけでございますから、これは本来から言うならば無利子の融資でもいいのじゃないか、こういうような処置をとってでも農村救済の立場をとらなければいけないと私は思う。
○齋藤(誠)政府委員 ただいまお話しになりました稻富先生の農村救済のお考えに対しましては、私もまことに傾聴いたしておるわけでございますが、農民の災害時における救済につきましては、いろいろの方法があろうと思うのです。
第五に、現在の最低価格十九万円は、相場の実勢をはるかに上回った価格でありますので、最低価格を実勢相場に適応せしめて、十六万円くらいに定めて、輸出を伸ばし、養蚕家対策は農村救済策として、別途お考えになるお考えはないかどうか、これを承わりたいのであります。 第六に、従来、繭や生糸の値ぎめに当っては、専売品のように、生産費に重きを置きまして、他の主要繊維価格との相関関係を軽く見る傾向がありました。
ところが、こういう実情であるにもかかわらず、カンショの耕作者のために、この方面の問題については十分徹底的な対策を研究せずして、アルコール専売を農村救済と混同した感があるのであります。 さらにまた、その製造原価にいたしましても、アメリカの市場は一キロリットル当り四万五千円であって、運賃を加えましても五万二千円である。
むしろ農民には金を借りる必要のない農村救済のための抜本的対策をお持ち合せでないのか。あるらば、その具体的政策をお示し願いたいのであります。(拍手) さらに、私は、これらの問題に関連いたしまして、特に大蔵大臣の御所見をこの機会にお伺いしたいのでございます。それは、今国会に提出された三十年度予算並びに政府が今後行わんとする諸政策を見るに、農村に対して財政上ほとんど考慮を払っておられない点であります。
それからなお、食糧政策と切り離して農村振興というものをやっていくのだと言われたけれども、しからばことしの農林関係の予算の中で、この前の自由党内閣に比べて、どれだけ目立って、あなたの言うところの農業振興とか農村救済というようなそういう費目がどこにあるか、かえってそれは削っておるじゃやありませんか。
今緊急失業対策として、砂防は昭和七年、八年、九年の農村救済と違いまして、失業事業としてやっております。そういうことがありますから、特にこの点をお考え願います。
賛成の第二点は、災害復旧並びに農村救済に関する深い考慮が払われておる点であります。すでに御承知の通り、北海道における稀有の大暴風雨を初め全国的に襲来した災害については、その復旧のため予備費の支出等臨機の措置によつてその促進に努めて参りましたが、今回これが予算の提出を見ましたことは、全国の被災者各位とともに私どもの大なる喜びといたすところであります。
しかし農村振興のために、農村救済のために、まあ先へ行つて政府でもいろいろめんどうを見るのだからまあまあこの辺で売つておけというような話で、会社の内容が非常に世間から疑惑を持たれるというような場合には、これは私どもも考慮しなければいかぬと思います。秘密会に同意をいたします。ところが私たちがこれを要求するゆえんのものは、そういう意味で要求しているのではないのであります。
(拍手) なお米価審議会が勧告をいたしておりまするところの米価減収加算費についても、審議会の答申である九百三十二円というものを無視して、五百五十五円を計上し、これで打切らんとする態度というものは、昨年の十七国会を救農国会と銘打つて、農村救済を声高らかに掲げながらも、実際においては何ら農村の救済策を講ぜなかつた。
今大蔵大臣からもお述べになりましたが、食糧政策の上において一番お考えをいただかなければなりませんことは、農村救済と食糧政策と混淆して考える悪弊があることであります。食糧問題は八千五百万全国民の問題であつて、農村問題はその一部の問題であります。それを農村の振興、農村の救済のために食糧問題を非常に重く考えられることは間違いだ。
この問題は、もちろん冷害による農村救済は必要でありますが、ことに国内の食糧事情からして、当然重点を置かれなければならないことは必定でありますけれども、一方冷害の農村に対する売掛金の未回収という問題以外に、今日のいわゆる政府のインフレ抑制策と相まつて、その他諸般の経済情勢から、金融難が当然この中小企業者におおいかぶさつて来ておる。
人員整理が行われているこの問題、農村における二男、三男対策の問題、殊にこの凶作による農村不況というものは、当然に曾つての農村救済土木事業を必要とする段階に来ているわけです。この問題は労働行政の当面の重大問題と考えられますが、これが取上げられていないのです。
後から後から出て来るのは農村救済であつて、まず最初に出て来るのは何だといつてこれ又国策だといえば国策かも知らんが、ともかく大企業方面の融資は多額に上つているし、まず最初に出て来る。だから私はこの監査の法文を見たときに直ちに感じたことは、これはもう農村いじめに違いない。監査することはいいですよなお且つ厳重にやらなければならない。
なおわれわれはあくまで農民といたしまして、さらに共済事業のみならず、食糧増産の上におきましても、あるいは土地改良の上に、農村救済の意味におきまして努力されておりますところの廣川農政に対しまして衷心から感謝の意を表する次第でございます。