1984-06-26 第101回国会 衆議院 地方行政委員会 第18号
山間僻地とまではいきませんが、比較的農村周辺、いわゆる都心部を離れたそういう幹線道路沿いなどに相次いで林立してきているわけです。 今私が例を挙げました岸和田などは、この国道筋一帯はどういう名前で通っておるかといいますと、これはパチンコとホテルがずっと連檐して林立をしておりますから、ラブパチ街というんだそうですよ。
山間僻地とまではいきませんが、比較的農村周辺、いわゆる都心部を離れたそういう幹線道路沿いなどに相次いで林立してきているわけです。 今私が例を挙げました岸和田などは、この国道筋一帯はどういう名前で通っておるかといいますと、これはパチンコとホテルがずっと連檐して林立をしておりますから、ラブパチ街というんだそうですよ。
人口の多い都市に集中して、農村、周辺部は過疎になっている。これは否めない事実だと思うのです。こういう状況になったのは一体どこに原因があると思われますか、これが一つです。 もう一つは、地域医療を考える場合に、いま先生から話を聞いたのですけれども、日本には御案内のように国立病院、大学病院、あるいは自治体病院、日赤、済生会といったような公的医療機関もありますね。
そのことは大臣もいま基本的に触れられたのですが、田中総理は、この問題に触れまして、農村周辺に工場を建設すれば、この問題が解決する、こう言っているんですよね。これが列島改造論であるかどうか、私はよくわかりませんが、そういうことを国会で答弁しています。しかし私は、大臣、この考え方というのは、つまり農業政策から考えてみると、さか立ちしているんじゃないか。
私は茨城県で、この周辺の人間なんだが、ついこの間も農村周辺を回っておったら、ハクサイは畑に植えたままでいるのですよ。いまさら高浜入り干拓をして蔬菜の供給基地にするなんというのは、現地の人から見れば、何を言っているんだろうというのです。鹿島一帯のビニールハウスのピーマンにしてもそうなんだ。品不足じゃないんですよ。品は余っている。
安楽死させるというのなら、ちゃんと農村周辺にもっと所得を追求できるような産業の構造を正確に考えるとか、何かなければならぬ。それもどうもテンポが非常におそい。したがって農村では、私どもの地域など見ますと、三ヘクタール以上の上層農家が農業では生活ができなくて、季節労務として大都会に半年間の長期にわたって大量に流出をせざるを得ない。こういう状態の中で米以外のものは全部足らぬというのです。
○国務大臣(倉石忠雄君) これは鶴園さんもすでにお読みになっていらっしゃるとおりでありまして、そういうふうに——数字はあげておりませんけれども——至るところにその趣旨を書いておりますのは御存じのとおりでありまして、この答申でも言っておりますし、私どもでも考えておりますのは、やはり他産業の、つまり、御存じのように農村周辺の五人以上の規模の勤労者に比べてひけをとらない所得、そういうものを目標にして計算をいたしておるわけであります
○栗林委員 ただ、その数字はこれから策定するというお話でありますが、この際、大臣にお尋ねしたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、周辺の農村、周辺の農業との均衡調和が非常に大事だと私は考えるものであります。
○政府委員(堀秀夫君) この十四カ所、十八カ所につきましては、農村周辺に建てる予定で、現在、十四カ所は、現実に設置しておるわけでございます。もちろん、その農村のたんぼのまん中に建てるわけには参りません。従いまして、私どもの考え方といたしましては、農村周辺の小都市に建てます。そうして農家の出身の方々をこれに入れるという考えでやっております。
それと同時に農村の周辺におきまするところの産業基盤というものの育成援助をはかりまして、そうして農村周辺において二次、三次産業に就職するということも、政府全体として力を入れて参らなければならないと考えております。
そのためには私は農村周辺におけるところの産業の振興ということも大いに推進していかなければなりませんが、それと同時に、その転職訓練というものを積極的に実施していくことが必要である。特にこれは従来の大都会中心というようなことではなしに、今お話のような農村周辺に転職訓練のための訓練所を今後新設していく、こういう方向でぜひ進めたいと考えております。
○政府委員(堀秀夫君) これは経済の伸展の過程におきまして、転職訓練、あるいは農村周辺における第二次、第三次産業の誘致というような施策を並行して行ないまして、そうして第二次、第三次産業の新規需要分について、それを充足すると同時に、農村におけるところの状態を合理化近代化するというために、いろいろな施策を並行してやる、その場合にそれによってこの程度のことが見込まれる、こういう数字でございます。
なおそれと並びまして、根本的にやはり農村におきまするところの人口をそのまま都会に出してしまうというだけでは非常な摩擦が起きるわけでございますし、農村周辺におきます産業基盤の育成をはかることが必要であろう、こう思うわけでございます。
○河野(正)委員 農村周辺における産業基盤の育成というお話でありますけれども、これは将来育成されるのかどうかわかりませんが、現状においてはその成果は大して見るべきものはなかろう、こう考えるのであります。
○政府委員(堀秀夫君) 十八万の事業所、そこに働いております労働者については、これは都会の者もありましょうし、それから農村周辺で従事しておる者もございます。また、農村周辺等におきまして、いわば家庭の手伝い的に、副業的に従事しておるものというようなものをすべてひっくるめておるわけでございます。
○政府委員(堀秀夫君) ちょっと御質問の趣意がはっきりいたしませんでしたが、たとえば家内労働者であるとかそういうようなところ、あるいは農村周辺の副業的な業務に従事しておるというような方には、相当低い所得の方があるようにわれわれは拝承しております。
○堀政府委員 地域差につきましては、物価その他の違いもございましょうし、それから、その従事しておる作業が重労働であるか軽労働であるか、あるいは農村周辺であるか都会の中心であるかというようなことに応じていろいろの差異があると考えます。
それから日本の特殊性といたしまして、農村周辺等におきまして副業的に工場に通っておる、あるいは内職的な仕事をしておる、そういうような者が非常に多いというような特殊性も考慮いたさなければならないと思います。
方々へ行ってよく聞かれることは、神武景気、神武景気という言葉がはやっておるけれども、どうも一向に農村あるいは農村周辺の小さな都市には神武景気の風が吹いてこない。そこで自分らの方へも吹いてくるのだろうか、吹いてくるならいつごろ吹いてくるのだろうかというようなことが、これは半分は冗談まじりの、半分は真剣な問題になっております。