1976-10-08 第78回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
昨年同様奨励金三千八百六十円を加えても、現行農家手取り額の一万六千円の五・七五%アップにとどまる、農民の要求しておりますところのトン当たり二万一千円にはほど遠いことになりますが、私は、てん菜の最低生産者価格について、五十年産の行政指導価格トン当たり一万六千円を基礎にして、これに最近における労賃、生産資材等の上昇を適正に加えて明日は決定してもらいたい、かように思うわけです。
昨年同様奨励金三千八百六十円を加えても、現行農家手取り額の一万六千円の五・七五%アップにとどまる、農民の要求しておりますところのトン当たり二万一千円にはほど遠いことになりますが、私は、てん菜の最低生産者価格について、五十年産の行政指導価格トン当たり一万六千円を基礎にして、これに最近における労賃、生産資材等の上昇を適正に加えて明日は決定してもらいたい、かように思うわけです。
御承知のとおり、五十年産につきましては、てん菜は、最低生産者価格トン当たり一万二千百四十円ということで決定をいたしたわけでございますが、奨励金を三千八百六十円積みまして農家手取り額が一万六千円、サトウキビは、同様にいたしまして一万六千百円、こういうことに相なったわけでございます。
○今村(宣)政府委員 五十年のてん菜の価格につきましては、先生のおっしゃいますようにパリティ価格を基準にして最低生産者価格を一万二千百四十円と決めたわけでございますが、その際、パリティ価格の算定方式を改善すると同時に、四十九年産の糖価が高うございましたときに生産者が取得をしました手取り価格水準を確保するという観点から、企業負担による奨励金を加えて農家手取り額一万六千円ということにいたしたわけでございます
したがいまして、時間当たり労賃をとりますればバレイショと比べて問題にならないわけでございまして、北海道のようなバレイショの生産の状況から言いますと、北海道の時間当たりバレイショの農家手取り額は内地の米をしのぐような状況でございます。
農家の期待が非常に高くて、いまお話のように一万八千三百円が射程距離に入ったというふうな話が北海道にあったことは私も承知をいたしておりますが、それがどういう経緯でそういうことになったのかについてはつまびらかにしないわけでございますけれども、四十八年のてん菜の価格は八千円台であったわけでございまして、これを昨年一万五千円とし、ことしは農家手取り額を一万六千円にしたという従来の経緯から見ますれば、農家にとってはまだまだ
でん粉につきましては、それぞれお手元の資料にございますような引き上げを図ったわけでありますが、芋の取引価格については関係者において最善の努力を行うということで、指導価格を、昨年は一千円であったわけでありますが、農家手取り額としまして一千五十円として所要の指導を行ってまいりたいと考えておる次第であります。
またことしといたしましても、たとえばそういう農家手取り額を下げるというわけにはまいらないわけでございます。むしろ何とかして、これを上げていかなければいけないという状況を踏まえますと、必ずしも最善の方法とは考えられませんけれども、今年のてん菜の価格決定につきまして、御承知のような経緯のもとに一万六千円ということが決定されたわけでございます。
これを合計いたしましたトン当たり一万円という実質農家手取り額は、前年度と比較いたしまして四三・九%のアップということに相なっております。本年度予算につきましては、さきに補正予算でこの千三百円の奨励費をお願いしたほか、この価格のアップ分を現在要求し、折衝中でございます。
また、三十八年産てん菜の農家手取り額につきましては、農林大臣が勧告をせられた価格でありまするので、この点も十分参酌すべきであると存じまするが、これについて農林大臣の所信をお伺いいたしたいと存じます。
私はそれについてまず大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、大臣談話では、市乳原料乳地帯では、三月一日から現在の農家手取り額に二円を加算するとうたつております。これは先ほども触れたところであります。大手四社間の協定では、これに対して三月分だけを加算するとうたつております。
○安井委員 ここで、いわゆる基準価格という方式はこれは現金農家手取り額でなくてはならないという私どもの考え方を以前から主張し続けてきているわけでありますが、現在の交付金の支給の仕方は、概算金というものを一応払って、一年か一年半後において交付金を上のせしていく、こういうようなやり方でありますが、今の長官の御答弁ですと、そのやり方を今度も続けていかれるというふうに伺うことができるわけであります。